昨日、家人が持ち帰ってきた、岩泉の「龍泉洞の水」です。
キャップをご覧ください。
「がんばれ岩泉線! 早期復旧を」というシールが張られています。
思い起こせば、
「平成22年7月31日午前7時35分、JR岩泉線で土砂崩落による脱線事故が発生」したまま、
復旧のめどが立っていない状況でした。
「龍泉洞の水」を製造販売している(株)岩泉産業開発のサイトには
「岩泉線早期復旧を願って道の駅いわいずみと道の駅三田貝分校で販売している自社製品にシールを貼って応援してます!」
とありました。
同じ県内でも自分がほとんど関係しない場所には、意識が向かないもんだなぁ…と反省するとともに、
このシール告知もなかなか効果があるものだな…と感心しました。
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11日に体育関係者の集まりがありました。
その場で行われた情報提供の中に、県下各地で活動している「体育学習会」の状況報告がありました。
この会は、指導者が授業力の向上のために集まって研究実践を行う任意の団体で、現在、7つの地区で活動しています。
どうやら、
2008年10月に盛岡で、
〜「いきる、わかる、できる」 生涯スポーツの基礎を狽、、確かな力を育てる授業の創造〜
を研究主題として開催された「第47回全国学校体育研究大会(岩手大会)」を契機として動き始めたもののようです。
配布されたプリントをみて驚きました。
この研究大会に合わせたスケジューリングとして、このような計画で取り組んでいたことが分かったからです。
「研究期…2004〜2008年、普及期2009〜2013年」
研究大会の前に、開催年を含めて5年間の「研究期」はよくある考え方です。
しかし、
研究大会が実施された後、その成果を「普及」する5年間を計画する考え方はなかなかあるものではありません。
研究大会前の10年計画ではなく、研究大会を通過点とした10年計画です。
つまり、
研究大会を開催した5年後には岩手の体育授業はどうなっていればいいのか…というイメージを明確に持っていたということです。
おそるべし、見習うべし★岩手体育学習会 です。