昨日の
岩手県の地元紙・
岩手日報の一面トップ記事です。
2016年に
岩手県で開催される
第71回
国民体育大会(希望郷いわて国体)で
新たな正式競技が「6競技7種別」追加実施されることになり、その強化策が急がれる…という記事です。
なにか、違和感があるんです。
ネット版には載っていませんが、
紙版にはこういう記述があるのです。
ビーチバレー男女は復興を最優先で進めるため、陸前高田市が「困難」と回答し、当初計画通りに県民が参加するデモンストレーションスポーツとして同市で行うことになる見込みだ。
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希望郷いわて国体は
「延期して予定どおりの規模で開催」という考え方と
「規模を縮小してもいいから、予定の2016年で開催」という考え方が真っ向からぶつかりました。
この下線部をクリックすると、それに関連する会議の前後の記事をお読みいただけますが、
毎日新聞にはこういう記述があるのです。
出席者からは「県民はがっかりしている。できる競技だけでもやるべきだ」「復興のためにこそ開催すべきだ」と開催を求める意見があがった。また、被災地である陸前高田市からの出席者も「子どもたちが国体を目標に頑張っている。開催してほしい」と話し、会場から拍手が起こった。
(原文はこの下線部クリックで読めます)
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復興と
国民体育大会は、そうは行っていないのです。
陸前高田市は、復興の妨げになると考えて「正式競技化」に反対しているのです。
復興に対する「スポーツの意味」
そして
復興に対する「スポーツの無意味」
を
もう一度、考えてみるべき記事だと、私は考えました。
皆さんは、いかがでしょうか。