昨夜は職場のナカムラ君の年祝いでした。
会場には写真のような「小道具」がありましたが、
常識のない私たちは、ただ漠然と、
みんなで、一升瓶のお酒を飲むこと、
南京豆を盗み食いすること、納豆を食べること
しかしませんでした。
調べて、愕然としました。正しくはこうだったようです。
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これより、厄祓いの儀を執り行います。
ナカムラ君には平成23年を迎え42歳を数え、公私共に益々多忙を重ねる時期を迎えましたが
42歳と言うのは古来これを男の厄年としこの42歳は大厄を迎えたといわれています。
この大厄を皆様のお力添えで無事に祓い除き壮健な身体と清心な心で働き盛りといわれています年代を更なる活躍を期待しここに古式豊かに厄祓いの儀を厳正かつおごそかに執り行いたいと存じます。
まず、中村君のまえに備えておりますのは皆様より向かって左前列より
■亀の子たわし (たわしでつくった「亀」でした)
■納豆
■梅干
■一升枡に入った落花生
奥にはこれも左から
■からたちの枝に小梅
■白菜
■オリジナルラベル付きの清酒
■大根
であります。
まず、「亀の子たわし」
これはいにしえより鶴は千年、亀は万年と言われております。
ナカムラ君は先ほど、桜山神社の神殿においてお祓いを受けすがすがしい顔ではありますが
皆様からもう一度この亀の子たわしで洗いこすり祓ってやってください。
参考までですが、
髪の毛の薄いと思う人は髪の毛、口の悪いと思う人は口、手癖の悪いと思う人は手とどこでもすきなところをこすってくださっても結構です。
強くこすればこするほど厄は祓い除けられると言われております。
次に、「納豆」でありますが、
先ほどご来賓の皆様を代表しケンタイキョー会長様より時間をかけ練っていただいた奥深い納豆ですので、この納豆のように今後の人生を粘り強く根気良くとの意味です。
次に、一升枡に「落花生」ですが、
一生益々健康でこれまでの殻を破って仕事に精を出すようにと言い伝えがございます。
次に「白菜」。
人生百歳までも無病息災、祈願して頑張って欲しいのであります。
さらに「からたちの樹」
人生はいばらの道、からたちしないようにと言う意味です。
最後に「大根」。
これは、大地に大きく根をはって、地に足のついた人生を歩んでいただきたいという意味です。
それでは、
儀式を執り行いますが皆様の中から代表して厄を祓っていただきます。のちほど皆様にもお願いしたいと存じます。
最初にソーカツ君に小梅、納豆、落花生を食べさせて厄を祓っていただきます。
<各代表者厄祓い終了後>
ご協力ありがとうございました。今後、中村君には、益々の躍進を期待し儀式を滞りなくしめたいと存じます。(参考:ホテル大観、 ホテルメトロャ潟^ン盛岡)
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大変、失礼いたしました。
でも、
「たわしでこするの儀」はきちんと行いましたので、すっかり厄は祓われたものと確信しております。
さて、今年の大厄の人たちは、昭和45年生まれだそうです。
昭和45年は第25回国民体育大会が岩手県で開催された年です。
あれから41年目なのです…。
ちなみに、会場のサンセール盛岡も昭和45年生まれでした!