がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

広州アジア大会2

今日の岩手山です。

朝の通勤途中、高いビルで窓聡怩�していまいた。

作業されている方はロープにぶら下がって外側から窓を拭いています。

(すごいなぁ、浮サうだなあ…)

と見ていましたが、窓の中には見覚えのある設備が見えています。

(へえ、この中には歯医者さんがあったんだ)

なにか変化が無いと見逃してしまうことがたくさんあります。

明日の釜石会場から12月5日の奥州会場まで、「いわてスーパーキッズ」の第二次選考会である「チャレンジ�U」が県内9会場で行われます。

応募者は484人、県内小学5・6年生のうちおよそ2%が応募してくれました。

近くの会場をチラリとのぞいてみてください。何か気がつくことがあるかも知れません。

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昨日の続きです。

昨日は、12日から中国の広州で行われる第16回アジア競技大会の東北各県関係選手の状況をお知らせしました。

全42競技中20競技に該当者がおり「岩手6、青森7、秋田6、宮城14、山形8、福島14」という人数でした。

競技別にそれぞれの県と選手の関係を調べたものを表にしました。

  ○印は「選手出身地」です。

   JOCの名簿には「出生地」とある

   もので、「生まれ」です。

  ◎印は、出身地と現在の所属チー

   ム所在地が同じ人、つまり、

   「生まれも育ちも」です。

  ◆印は、他都道府県出身だが現

   在の所属チームの所在地があ

   る人で、「今いる」です。

  △印は、他都道府県出身だが卒

   業学校があった人で

   「育った」ひとです。

出身(生まれ)の選手数(黄色い欄)は5人〜6人と、ほぼ同じです。

その下の欄をみると、北東北と南東北には決定的な差があることに気がつきます。

岩手・青森・秋田の3県には、現在、県内に活動拠点を置きアジア大会に出場するレベルの選手がいない、逆にいえば、アジア大会レベルの選手の活動環境がないということでしょう。

特にも岩手県には「出身学校」もありませんでした。

このことが全てだとはいいませんが、

社会人の競技スポーツ環境が貧弱であるといわれても仕方がないデータが出てしまいました。

ふぅ。

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今日、2016年に岩手県で開催される国民体育大会に向けての選手強化関連の会議に出ていました。

社会人の強化に関連して、委員のお一人がこういう趣獅フことをお話になりました。

 ▼近々国体を行うある県では、ある競技の全ての階級に、県外から大学チャンピオンを連れてきて出場させると聞いた

 ▼背に腹は変えられないとはいえ、ずいぶん乱暴な話だ

 ▼「総合優勝」は取れるかもしれないが、これまで、長年、頑張ってきた地元選手が、県外から来た人に「選手」を「さらわれ」出場すら出来ないことになる

 ▼つまり、長年の選手強化の実績を「こわされる」ことになるということだ

あと5回のシーズンオフをこえれば2016年の国体がやってきます。

国体に向けた選手強化を契機に、

岩手に生まれて岩手に育った選手が、岩手で活動しつづけられる環境、

欲張りをいえば、

他県に生まれて他県で育った選手が岩手にやってくるような環境を作ってゆかなければならないはずです。

時間はありませんが、

みんなで知恵を絞って取り組まなければいけないなあ…と、しみじみと感じています。

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◇「しみじみと感じて」いる場合じゃないでしょう。

 本当にごまかしが上手ですね。

 なんとなく、頑張らなきゃいけないことはわかりますが、結局は、何も言っていないのと同じなんですよ。

 ほら、こんな具合でしょう。

  誰がしなければならないか…みんなで (みんなって誰のこと、誰が責任を取るの?)

  何をしなければならないか…環境を作る (具体的なことがわからないじゃないの?)

  いつ着手すべきか……………しみじみと感じているだけ (本当にはじめるの?)

◆ぎゃふん。