今日、県庁に二井関成山口県知事がお見えになりました。
秋田で行われる全国知事会議に行く途中にお寄り下さったのです。
ご用件は、次のとおりです。
10月に開催される国体の参加費として役立てて下さいと11日、開催地・山口県から岩手県に支援金が贈られた。本当にありがたいことです。山口県の二井関成知事が岩手県庁を訪れ、山口国体と全国障がい者スポーツ大会への参加支援金として、3000万円の目録を達増知事に手渡した。
二井知事は「今回は『立ち上がれ!東北がんばろう!日本』を合言葉に、復興支援の国体にしたい」と話し、これに対し達増知事は「大変ありがたく、心強い。ひとつになって復興に向かっていけるのでは」と感謝の言葉を述べた。
山口県では、同じく震災で被災した宮城と福島、それに政令指定都市の仙台市にも支援金を贈ることにしていて、県では参加選手の旅費や宿泊費に活用したいと話している。(テレビ岩手ニュースプラス1いわて)
これだけでもありがたいのですが、
山口県は、さらに、「練習環境の確保が困難な競技団体を本県に招待し、合同練習等を実施する」という趣獅ナ、
岩手県のサッカー少年男子とセーリング少年岩手チームを国体前に山口に呼んでくださいますし、
大会後半には、
「被災地の子どもたちを、各県応援団として「山口国体」へ招待する」ことにし、岩手からは50名程度の子どもたちが招待される予定です。
さらに、ありがたくて、涙が出るほどです。
ところで、
不思議がりの私は、財源はどうなっているんだろうと調べてみました。
「練習環境の支援と被災地の子どもたちの招待については、
県民の皆さん等から被災地支援のために寄せられた寄付金を活用」するとありました。
確かに、
山口新聞には
「子どもと有力チームの招待にかかる経費は、
国体と障害者スポーツ大会を通じ被災地の支援に役立ててほしいと個人や団体から寄せられた寄付金やマスコット「ちょるる」の使用料を財源に充てる。
寄付金はすでに7件1300万円が寄せられているという。」
という記事もありました。
つまり、山口県の皆さんの善意のお金なのです。
それに応えるために、私たちは、すばらしいパフォーマンスを山口県の皆さんにお見せしなければなりません。
できるだけ勝ち進み、地元・山口県と対戦してすばらしいプレーを見せることが、お礼になると思うのです。
さあ、今年の国体めざしてがんばらなくてはいけませんよ!あと、82日で開幕します!
**********
◇すごいですね、山口県。
◆すばらしいね。
◇考えれば、
この企画は、被災県のためだけではないですね。
◆えっ!?
◇ほんとにもう!
山口の人たちのためでもあるんですよ。きっと。
◆な、なんで?
◇東日本大震災津波になにかお役に立ちたいけれども、何も出来ない…と
歯がゆい思いをしてる山口の方々に、
スポーツ選手を援ける機会をあたえてあげているんですよ!
◆なるほど。気がつかなかった。
ますます、がんばらなくちゃいけないね、岩手県選手団は。
◇でも、岩手県の選手強化費は、
今年、震災からの復旧・復興のために「凍結」なんじゃありませんこと?
◆なに言ってるの! 通常の国体選手の強化費は、例年同様に使えるよ!
凍結になっているのは、71回の国体に向けた長期的な強化のお金だよ。
◇あら、そうだったんですか、ちっとも知りませんでした。
じゃあ、
岩手県選手団は、ますます、がんばらなくちゃなりませんね。
岩手のためにも!
***********
【おまけ】