午後から夜にかけて用事がありますので、午前中に買い物に出かけました。
一人でです。
米を10kg買ってくるように言いつかりました。
ショッピングモールのスーパーで米を探すと、
2種類のお米が並んでいます。
一つはお馴染み「ひとめぼれ」、
もう一つはブランド名のない「がんばろう!岩手」
値段は同じです。
少し悩みました。
でも、
「がんばろう!岩手」にはこういう能書きがついてます。
このお米は、平成23年3月11日の「東日本大震災」で岩手県内JA倉庫に保管していた玄米が崩れ、玄米袋が破れたことにより、農産物検査証明が失効したため「産地・品種・産年」が表示できなくなったお米ですが、岩手県の農業復興応援の願いを込め期間限定で販売しています。岩手県民が、これを買わないわけにはゆきません。
帰ってきて調べると、
このお米、「震災破袋米(しんさい はたい まい)」といって、7月1日から限定1万5千袋が県内で販売されているのだそうです。
知りませんでした。
津波被害の印象が強いので、漁業にばかり目が向いていますが、農業も大変なようです。
がんばりましょうね。
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その後、本屋さんに行きました。
ある本に引用されている部分がずっと気になっていた本があったのです。
しかし、亡くなった人のお話なのに、他の人が著者です。
つまり(あの人が、こう言った。それは、こういう意味である)と本人ではない人が書いているのです。
これは、聖書やお経にしか許されないんじゃないかな…と、一度、現物を見ようと思っていました。
このような時の「amazon」は危険です。
見つけて読んでみると、
果たして、気合の入るお話しがたくさんあるのですが、1,500円出して買うべきかどうか悩む本でした。
でも、
引用されている部分は(そのとおりだね。あとでブログでお知らせしたいね。)という内容でしたので本当に悩みます。
立ち読みをしながら、周りを見わたしてみましたが、そばには誰もいません。
(たった3ページだ。携帯電話のカメラで…)
と心の中の悪魔がささやきます。
いわゆる、デジタル万引の誘いです。何度も誘惑に負けそうになりました。
さらに、悪魔はこういいます。
(じゃあ、買わないで、さも読んだようにしてブログに書けば…)
それも仁義に反します。
しばらくの間、本を棚から出したり戻したりしていました。
監視カメラで私の怪しい動きを見ていた人がいるとすれば、絶対に本そのものを万引きすると思ったでしょう。
結局、買ってきました。ほっとしました。
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◇震災があると、あれですか、香りのある長いお米がいいんですか?
◆はぁ!?
◇長粒種のインディカ米でしょ?
◆な、何の話なの?
◇買ってきたお米は「しんさいはたいまい」と言ってらっしゃいませんでしたか?
◆「震災破袋米」「しんさい はたい まい」
◇あらやだ「震災はタイ米」じゃなかったんですね。
◆なんで会話なのに、変換ミスをするのかなぁ…
◇へへへ。