スカウティング
明日はお休みです。
帰りにエレベーターホールで、他の課の課長さんと一緒になりました。
エレベーターを降りて正面玄関をでると、2人とも右に曲がりました。
その課長さんは私を見て怪訝な顔をします。
課:あれ、飲みに行かないの?
まっすぐ帰るの?
平:酒なんか飲んで、明日、使い物にならなかったら、せっかくの休みがもったいだろうな…って
課:うう〜ん、正しいような、間違ってるような…
さて、正解はどちらでしょうか。
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10月31日の朝日新聞岩手版に、次の記事がありました。
▼岩手県立不来方(こずかた)高校が
▼第63回全日本合唱コンクール全国大会高校Aグループで、金賞に入賞した
▼不来方高校の金賞は3年連続である
調べると、今年の金賞は「5校」に与えられています。インターハイでいえば「ベスト4」とでもいえる位置でしょう。
8月に盛岡で行われた、東北総合体育大会の総合開会式の際に、生の不来方高校音楽部の合唱を聞かせていただき感動しましたが、それは、「全国トップレベル」の感動だったわけです。
本題はそのことではありません。「スカウティング」です。
スカウトというと、「有望選手を連れてくること」というイメージがありますが、本来はもっと大きな意味を持っています。
「Scouting は 偵察活動」です。
以前、スカウティングについてこのブログで記事にしましたが、そこでは
「戦う前に相手の戦い方の情報を得て対策を立てる、一般的な「スカウティング」は皆さんご存知でしょうが、
現地の競技場情報や生活に関する情報を事前に入手して準備しておくことも、大変重要なことです。」
と書きました。
さて、
不来方高校音楽部の金賞の記事に次の記述がありました。(ネット版)
本番でも宗教曲を落ち着いた雰囲気で歌えるように、
この日は午前6時半から会場近くの教会を借りて約2時間練習した。
調べると、全日本合唱コンクールは今年は兵庫県、前回は石川県、その前は香川県と毎年会場地が変わっています。
初めての会場地で、朝早くから教会を借りて練習をすることは簡単ではないはずです。
どのようなネットワークで教会を借りることが出来たのか興味津々です。
いずれにせよ、
スポーツ・文化・産業を問わず、日本のトップを狙うためには、様々な見えない努力がなされている…ということです。
勝負は「白線の内側」「ステージの上」だけではありません。
学ばなければなりませんね。