夕方の岩手山です。空と雲のために岩手山があるように思えます。
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昨日は「県職員によるクリーンいわて行動の日」でした。
県職員が勤務地の周辺のごみ拾いをして歩くというイベントです。
私は、研修を受けていましたので開始時刻に間に合いそうもなく、不参加となってしまいました。
ごめんなさい。
先週の日曜日は、町内の「町内清早vの日でした。
高校総合体育大会の自転車ロードレースのお手伝いに行くために、こちらにも参加していません。
再び、ごめんなさい。
働いている人は、二つの町内に属しているのだろうと考えます。
居住地と勤務地です。
理由はともあれ、結局、どちらの行事にも参加していない私は「住所不定」扱いにならないかと、ヒヤヒヤしています。
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見方を変えるトレーニングが必要です。
研修で出された課題です。
「あなたの目標設定傾向は次のうちのどれ?」という趣獅フものでした。
▼わたしの立てる成果目標は…年度単位の最終成果目標である。
(経費節減と命令されたら「光熱費を20万円削減する」などと設定する)
▼わたしの立てる成果目標は…要求の実現に効果のある業務遂行活動上の目標をである。
(経費節減と命令されたら、
「光熱費を20万円削減する」という最終成果目標を目指した経費削減手段項目の一つである
「電力使用時間の30時間分の削減」などと設定する)
▼わたしの立てる成果目標は…業務遂行活動の一部を取り上げた作業項目目標である。
(経費節減と命令されたら、
「光熱費を20万円削減する」という最終成果目標を目指して設定した、
経費削減手段項目の一つである
「電力使用時間の30時間分の削減」に役立つ作業項目目標の一つである
「昼食時の消灯の励行」などと設定する)
なかなか理解しにくいのですが、かいつまめば次のとおりです。
「経費節減(最上位目的:a)のために、あなたは、次のどのレベルを選びやすい傾向にある人ですか」
�@目的aの達成手段として「光熱費20万円減:b」を選択
�A目的bの達成手段として「電力使用時間30時間減:c」を選択
�B目的cの達成手段として「昼食時消灯」を選択
果たして、私は3番を選んだわけです。
講師のお話では、日本人には下方の項目を選ぶ傾向が強いとのことでした。
「目的と手段の連鎖」というのだそうですが、
最上位目的達成のための手段が、次の手段を選ぶための目的になり…とどんどん下位の目的が手段を生んでゆくということのようです。
できるだけ上位の目的を考えることをトレーニングすべきだと講師の方は仰って、さらにこう付け加えました。
下位の手段を過去の蓄積から探るということは、意味がないわけではない。
しかし、
深い連鎖の下位の手段からは最上位目的を探ることは不可能になる場合がある。
たとえば
「昼時間の消灯」という手段は、経費節減という目的以外にも手段として用いられる場合がある。
そうなれば、
当初の目的・目標がわからなってしまう。
成果目標設定のャCントは「どうするか」ではなく「どうなればいいか」を考えなければならない。
ともすると手段探索してしまう、今の発想から離れるスキルを持つべきだ。
このスキルは、日本人にもっとも欠けているスキルである。
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◇なんだか、グチャグチャしていて良くわかりません!
◆僕もそうだったんだが、この例題で腑に落ちた。
(退職を前にしたご夫婦の会話)
妻:ねえ、あなた、あなたの定年後の私たちの幸せな生活ってどんなことなのかしら?
夫:う〜ん、そうだな、一年に一回ぐらい海外旅行に行ってかぁ…
妻:じゃなくて、私たちは定年後に「どうなれば」幸せなのかって聞いているの。
夫:う〜ん、じゃあ、そのほかに毎週1回二人で映画に行ってぇ…
妻:だから、その手段がめざす目的は、一体、何なのかって聞いてるの!?
◇なるほど、で、答えは?
◆わ、わからなかった…