今日はラグビー協会の会議に出ていました。
「女子」と「7人制」が話題の中心となりましたが、
これまでの私たちは、ラグビーといえば「男の15人制」のことしか考えたこともなく、失礼ながら、どちらも「邪道」として捉えていたものです。
2016年のリオデジャネイロのオリンピックから「男女」の「7人制ラグビー」がオリンピック競技入りすること、また、国民体育大会にも7人制導入の動きがあることから、先んじて取りくもう…という機運が出てきたものです。
これまで見向きもされていなかったことが、オリンピックや国民体育大会の影響で、取りくまれることになる…
総合スポーツ大会の威力にはすごいものがあります。
ふと、
2016年の岩手国体では行われないことになる「銃剣道競技」はどうなってしまうのだろうか…と、不安に感じてしまいました。
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昨日の午前中の研修会のお話です。
小原崇志さん(日本ラグビーフットボール協会 競技力向上委員会コーチ部門 副部長、黒沢尻北高校→明治大学、現横河電機)を講師としてお招きし、
「ゲーム分析からゲームプランの構築」と題した講義をしていただきました。
内容は、
インターナショナルラグビーボード(IRB)の認定コーチレベル4(=世界最高レベル)講習の「ゲームプランニング」部分を抜粋したもので、ビデオで実際のゲームを見ながらのゲーム分析とゲームプランニングをグループワークを用いながら行う形式です。
なかなか体験できないプログラムを短い時間で行っていただきました。ありがとうございます。
その資料の中に、
「チームの目的」というワークシートがあり、
「チームプロフィールに基づきあなたのチームの実行目的(Performance aims)を書きなさい」
という設問がありました。
小原さんは、前の晩、私に(あしたのテーマは「SMARTS」だからね)といっていましたので、
このワークシートが講習会の「肝」だったはずです。
丸写しします。
『目的は、以下の基準に適合すべきである。
・Specific(固有の)… コーチしているチームのプロフィールに対して固有の目的である
・Measurable(測定可能な)… 定量化できて結果が測定できる目的である
・Adjustable(調整可能な)… 目的がチームに対して容易すぎるあるいは難しすぎると判明した
時点で調整できる目的である
・Realistic(現実的な)… 達成にはかなりの努力を要するが達成可能な目的である
・Time Period(一定期間内の)… 目的を達成すべき期限が明確になっている
・Strategies(戦略を含む)… 目標を達成するための戦略を含んだ目的である』
すべてが「グッ」とくる項目ですが、特に大切なことは5番目の「T」だということです。
「いつまでに」がない目標設定は、ないことと同じなのだそうです。
どうやら、ブライアン・トレーシーという経営の分野ではとても有名な方の「目標設定・達成のためのSMARTの法則」がベースになっているようなのですが、
私の、
この50年間を、かなり反省しなければならない気持ちになります。
さあ、やるぞう、明日から!
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◇ははははは、今ごろ知りましたか、SMARTを。
◆は、はい。
◇で、明日からやるって?
◆は、はい。
◇始める「Time Period」を定めた気持ちになっていますね、きっと。
◆と、とうぜん。
◇「明日から」ではいけません。
◆な、なんで?
あ、わかった、体調を崩すかもしれないから!「明日は明日の風邪をひく」なんちゃって!
◇ばか!
明日になっても、さらに翌日が「明日」だからです。
明日は永遠に続く未来ですから、「2月22日に」とか「24時間以内に」とか決めないといけません。
◆ぼ、ぼうぜん…。
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今日、会議から帰ってくると、車にガソリンがほとんど残っていないことに気がつきました。
一昔前まで3軒ほどあったガソリンスタンドは、もはや町内にはありません。
給油のためには、川向こうのセルフスタンドに行かなければなりません。
(あんなに遠くに行かなければならないんだったら、
車の私はいいけど、車を持ってないお年よりは、どうやってガソリンスタンドに行くんだろう?)
と、心配になりましたが、よく考えると車を持っていいない人がガソリンスタンドに行くはずもなく…。
余計な心配でした。