がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

事業仕分け

「がんばろう!岩手のスポーツ」が勝手に認定する『岩手スポーツ検定』

(岩手に直接関係がないけれどもS級問題)

【問題】 次のグラフの(a)、(b)に適語を入れなさい。(今日はノーヒント)

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事業仕分け」の対象が公表されています。

私が大きく関心を寄せいている、スポーツの所管官庁・文部科学省の事業仕分けは、

どうやら「行政刷新会議第3ワーキンググループ」というところが担当しているようですが、

スポーツ・運動という言葉が入っている事業に限って対象事業を拾うと、次の項目がでてきました。

 ▼全国体力・運動能力、運動習慣等調査

 ▼スポーツ予算

  (スポーツ振興くじ助成事業と類似する事業

    (地域スポーツ施設の整備、生涯スポーツ社会の実現に向けた環境整備、

     国民体育大会開催事業、ドーピング防止活動、緑のグラウンド維持活用))

 ▼スポーツ振興基金

 ▼民間スポーツ振興費等補助金

 ▼総合型地域スポーツクラブの育成推進事業

こんなことを書くと出世に差し支えがあるかもしれませんが、

高速道路に乗って目的地に早く着く恩恵をこうむる時には、当然、お金は払うし、

孫が高校に入って勉強を教えてもらったり、クラブ活動に参加したりするサービスを受ける時も、当然、授業料を払うので、

スポーツ関連事業を削減しないでほしいなぁ…と思っています。

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◇本当は、市町村立小中学校教員の給料の三分の一を国が負担している

 「義務教育費国庫負担金」が仕分け対象になっていることに不安を感じているんでしょう。

◆よくわかったね。

 あちらこちらで文部科学省の仕分け対象のトップに出てくるから、削減は濃厚だろうと思う。

 すると、

 私たち県立学校教員の、しばらく下がりつづけている給料にも影響が及ぶんじゃないか…

◇やっぱり、本音はそれですね。

◆…と、おそれているかと思いきや、

◇えっ、思いきや!?

◆県が国庫に替わって人件費を負担しなければならないので、

 スポーツ・教育に関する予算が圧迫され、関連してのスポーツ離れが起きなければいいがなあ…

 と、高尚に心配しているのでありました。

◇はい、はい。

 ところで「クイズ」は、今日のお話でどんな役割になっているんですか?

◆おっと、忘れていた。

 答えは(a)が「(有料登録)制度導入」、(b)が「(登録料)改定」です。

 1976年に、スポーツ少年団員がお金を払って登録しなければならなくなったのが

 「有料登録制度導入」の導入です。

 みればわかるように、

 それまで3万6千人いたスポーツ少年団員のうち、

 お金を払って登録したのは1万4千人しかいなかったということですよ。

◇激減!ですね。

◆スポーツは「自前」という考え方がだいぶ浸透してきてはいますが、

 やっぱり、

 かけるお金がわずかでも増えると、

 スポーツから離れるきっかけになってしまうような気がして心配なので、

 今日のクイズを出したわけでした。

◇ははははははははは!

◆どうしたの、急に大声で笑い出して!?

◇「高尚な心配」とかってわけのわからないことをいている人を哄笑したのです!