「日本トップリーグ連携機構(JTL)」という組織をご存知でしょうか?
その組織は、
女子サッカーなでしこリーグ、バレーボールVリーグをはじめ、男女バスケットボール、ハンドボール、ラグビー、アイスホッケー、フィールドホッケー、ソフトボールリーグの日本トップレベルのリーグの連携組織で、
「日本における団体ボール競技、8競技9リーグのトップリーグが連携し互いのリーグの強化活動の充実ならびに運営の活性化を図ってゆくことを目的」として2005年5月に設立されたものです。
私はこれまで
「リーグの強化活動の充実」と「運営の活性化」とありましたので、あまり注目はしていなかったのですが
今日の「jiji.com」のニュースを見て、あっ!と思いました。
「ボール遊びのプログラム開発=子供の体力低下など背景に≠iTL」
▼ボールを使った子ども向けの運動プログラムをこのほど開発、DVDにまとめた
▼子どもの体力低下という今の日本の社会的課題克服に貢献すると同時に、
団体ボールゲームの普及も狙う
▼内容は学習指導要領で言う「多様な動きをつくる運動遊び」で、対象は、主に5〜7歳
という内容です。
9歳から12歳ぐらいまでの「ゴールデンエイジ」という言葉はお聞きになったことがあると思います。
ワセダクラブのサイトに説明がありましたので引用します。
「神経系の発達がほぼ完成に近づき、形成的にもやや安定した時期です。
従って、動きの巧みさを身につけるのにもっとも適しています。
この時期は一生に一度だけ訪れる、
あらゆる物事を短時間で覚えることのできる『即座の習得』を備えた時期
と言われるのもそのためです」
JTLの運動プログラムが対象にしている「5〜7歳」といえば「プレ・ゴールデンエイジ」と呼ばれる、
これまた大切な時期で、ゴールデンエイジに運度能力を発達させるためには
「プレ・ゴールデンエイジに様々な運動・遊びを通じて、神経回路を活性化し、
準備をしておく事が条件」
と言われています。
球技では、いわゆる「センス」という言葉が使われますが、
センスのよいプレーの源は「神経回路の活性化」であり、ゴールデンエイジを逃すとなかなか身につくものではありません。
トップリーグ連携機構はその時期の大切さを知っているからこそ、このような事業を起こしたのだと考えます。
もちろん自分たちの競技のレベルアップのための事業でもあるのですが、
目がリーグの外側に向き始めた、つまり、まだ、競技を始めていない「プレ・ゴールデンエイジ」に目を向けたということでしょう。
おそるべし★トップリーグ連携機構 です。
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◇hirafujiさんも、うんと気をつけたほうがいいですよ。
◆何に?
◇「神経回路の活性化」に。
◆ちゃんと読んでよ。
ゴールデンエイジは「一生に一度だけ訪れる」って書いてあるでしょう。もう遅いのよ。
◇違います、プレ・ゴールデンじゃなく、プレ・シルバーです。
「シルバーエイジ」直前でしょう。脳を含む神経系を大切にしてくださいね。
◆ぎゃふん。