わたしたち(株)いしやは、仕事としてだけでなく、地域の皆様が喜ぶことをしたいと心から願っています。その活動の一環として記念碑の寄贈があります。自分たちの地域を元気にするため貢献したあらゆる活動を、当社は応援しています。今回は昨年の選抜高校野球全国大会で準優勝という快挙を成し遂げ、夢と感動を与えてくれた「花巻東高等学校」へその準優勝を記念して記念碑を寄贈させていただきました。さらに、盛岡商業高校サッカー部の全国制覇の記念碑も「いしや」さんの寄贈だそうですよ。 こんな気持ちを持っている人たちに、全国レベルの活躍の場を与えてあげないなんて、 本当に情けないことですよ! ◆そ、そのとおりであります。 (そうか、インターハイゼッケンが「ISHIYA」で全中ゼッケンが「いしや」… こりゃぁ、すごいことになったのになぁ) ◇なんですか?にやにやして、また、駄洒落かなんかを考えていますね。 ◆いや、いや、ゼッケン…あ、失礼、全然。
岩手の二つの弱み
寒すぎて、すぐそこでやっている全国中学校スキー大会を見に行くこともできませんでした。
本当はお手伝いに行かなくてはいけないのに…ごめんなさい。
そのかわり(?)、近所のデパートの本屋さんに出かけましたが、開店直後というのにエスカレーターにたくさんの人が乗っていて、全員が最上階を目指しています。
(なんだろう?)と私も上って行きましたが、あふれるほどの人が7階のフロアにいます。
長い列が3つほどあってそれぞれに「最後尾」という「持ち看板」を持った店員さんがいます。
「ズームイン!!SUPER 全国うまいもの博」が行われていて、11時には「ズーミン&チャーミン」という番組キャラクターも来ると掲示がありました。
メディアの力、食べ物の力、
それより何より、この私を7階にまで連れて行った「人の流れ」の力に恐れ入りました。
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今日の女子スラロームのリザルトに、2本目(開始時刻 12時19分)の気温が記載されています。
「スタート地点 ・7.5℃、フィニッシュ地点 ・5℃」
しかも、前走者が1本目10人、2本目9人…大変な状況だったようです。
全国の中学生のためにレースを成立させてくださった役員、係員の皆様に、なんの権限もない私ですが、心から感謝いたします。
さて、
第47回全国中学校スキー大会も今日が最終日で、全レースが予定どおり行われています。
県勢の8位以内の成績はここにまとめておきましたが、
8位以内の入賞が「6」と、昨年の8位以内の数「3」を倍に増やしています。
選手やコーチはよくがんばってくださいました。
また、
地元中学生の運営面での活躍や、民宿の皆さん、町内の皆さんの様子も新聞で取り上げられるなど、
「人的物的金銭的負担を上回る『人づくり効果』」が現れたものと、偉そうに、感じています。
これらの総評・総括はたぶん後ほど活字になって出てくるとは思いますので、ここでは触れませんが、
私が個人的にこの大会を見て(とは言うものの新聞紙上だけですが)考えた、
「岩手の弱み」を、二つあげておきます。
【大人の夢をかなえる環境】
これは、昨日の記事に書いたことです。
岩手県出身で、大学卒業後も国体に岩手県から出場していたが、
今は長野で子どもたちを指導していらっしゃる目時慎一さんが仰った言葉を紹介します。
「スキーに携わる仕事がしたかった。でも生活を考えれば岩手県内では難しかった」
「地元岩手でジャンプに携わりたいという気持ちは今でもある」
「教えた子が一人でも多く世界に出て、五輪で活躍することが目標。
長野とか岩手とかの枠を超え、日本全体で競技を盛り上げていきたい」
「スポーツ選手のIターン、Uターンなどの雇用環境整備を促進する『受け皿の開拓』」という視点を私たちは持っていますが、
「指導者として世界に子どもたちを連れて行きたいなどという大人の大きな夢を叶えさせる環境づくり」が手薄かな…と考えています。
【スポーツの価値を認めてもらう活動】
ここ数日の岩手日報スポーツ欄を開くと、見開き左右のページにカラー写真入りで「全中スキー」と「スキーインターハイ」の記事が満載されています。
本当にありがたいことで、心から感謝しています。
二つの大会の写真を見て気がつくことがあると思いますが、
インターハイの「ゼッケン」には青地に白抜きで「ISHIYA」と書いています。
全中の「ゼッケン」には大会名と開催地、そして開催地のマスコットキャラクターの「ハチマンタイラー」がついているだけです。
インターハイのISHIYAは北海道の石屋製菓株式会社のことで、
要項にも「地域協賛 石屋製菓株式会社」とありました。
全中スキーでも実はゼッケンスャ塔Tーを探したのだそうですが、見つけられなかったようです。
私は「ISHIYA」のロゴを見たときに、
(ああ、高校生のスポーツを応援する会社なんだなぁ、素晴らしい会社を持っている地域だなぁ)
と感じました。
ついでに調べると
「白い恋人」で有名な石屋製菓は、サッカー・コンサドーレ札幌のスャ塔Tーでもありますし、
他にもさまざまな文化・スポーツイベントに協賛しています。
ついでのついでに調べると
フットサルFリーグ・ステラミーゴいわて花巻の「オフィシャルユニフォームスャ塔Tー」、つまり、メインスャ塔Tーの欄は「空欄」です。
さて、このことから、私たちの地域は、
スポーツ活動の意義やスポーツイベントの価値を認めていない企業しかない地域、なのか、
スポーツ活動の意義やスポーツイベントの価値を知らせることができていない地域、なのか、
そんな努力をするよりも「節約」でこの大会だけを乗り切ってしまおうという地域、なのか、
それとも、
そんなことには気がつかない人しかいない地域なのか…と考えざるを得ません。
何はともあれ、
私の原点である
「スポーツの価値を認めてもらう活動」が「岩手県の弱み」であることは確かのようです。
がんばらなくてはいけません。
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◇本当に「へそ曲がり」ですね。スキーの大会の新聞を読んでそんなこと考えてるんですね。
◆失礼な!視点がユニークといってほしいね。
◇ところで「いしや」といえば、八幡平市にもありますよね。
みちのくプロレスファンのhirafujiさんは、当然、ご存知ですよね。
◆「ふく面ワールドリーグ」のスャ塔Tーだったり、
「OOGAMANIA」のスャ塔Tーだったりしているけれども、
「いしや」は「いしや」でも北海道の石屋製菓とは関係なくて、旧西根町の石材やさんの
「株式会社いしや」だよ。
◇たわけもの!
「株式会社いしや」のHPをしらべていませんね、もしかして。こんなページがあるんですよ。