もう、12月になりました。へとへと…です。
とうとう、2つの学年がインフルエンザで臨時休業になりました。
生徒に病気を感染させている可能性もあり、保健の免許を持っている教員としても、恥ずかしい限りです。
今度、改定される「高等学校学習指導要領」の中にも「学校における体育・健康に関する指導は、生徒の発達の段階を考慮して、学校の教育活動全体を通じて適切に行なうものとする。」との記述もあります。
「学校全体」として恥ずべきことのような気がします。とほほほほ。
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午後に、同窓会長の自宅を訪れました。会議内容の報告と、今後の方針の確認です。
帰り際に
「落ちたリンゴではないが、枝についたままで傷がついてしまったリンゴ」を山ほどくださいました。
さっそく、職員室で無料配布です。
会長さんの作業小屋にはそのようなリンゴがたくさんありましたので、(加工用にするのかなぁ)と聞いてみると、
「市場には出せないので、『産直』で売る」とのことです。
岩手県にはあちらこちらに「産直」という呼び名で親しまれている「産地直売施設」があるのですが、
「安いから」と、何度も利用している私は、
「産直は流通経費がかからないから値段が安い施設」とばっかり思っていましたが、
「市場に出せない農産物の流通拠点」にもなっていることを、今日、はじめて知りました。
いろいろと勉強になる、今日、この頃です。
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12月1日付けのjiji.comに
「安心して戦いたい」と五輪選手ら=事業仕分けの補助金「削減」で≠iOC
という見出しの記事がありました
中味は、
▼行政刷新会議の事業仕分けで削減対象事業と判定された、民間スポーツ振興費等補助金
に関して
▼今日、五輪出場経験のある選手や指導者が東京都内で記者会見し、縮減反対を訴えた
というものです。
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◆コクサクじゃあないからなぁ。
◇コクサクですか?
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JOCの駐c恆和(つねかず)会長が、JOCのサイトに書いているメッセージです。
抜粋します。
その64年東京大会の開催が決まったことにより制定されたのが、「スポーツ振興法」(1961年制定)です。以来、半世紀が経ち、当時とは社会の状況も、スポーツへのニーズも大きく変化したため、「スポーツ振興法」には現状にそぐわない点も多々あり、抜本的な見直しが必要とされています。そこで現在、「新スポーツ振興法」の制定を関係諸団体とともに働きかけています。従来と大きく異なるべき内容は、「選手の強化」と「国際競技力の向上」を国策として取り組むという点です。他のスポーツ大国では、すでに国策として競技力向上に力を注いでいますから、そうした国々と対等に戦うためには、日本代表選手にも法的な国のサメ[トが必要なのです。*****
◆現在のスポーツは50年ほど前の「スポーツ振興法」を拠りどころにして進められているんだ。
◇あらやだ。1964年の東京オリンピック仕様ですね。
◆そう。トップ選手強化が国の政策ではない…ということです。
◇当然、
国の政策ではないことに国のお金を使うことがいかがなものなのか…
スポーツ振興くじのお金があるからそれを使えばいいだろう…ということになるのでしょうね。
◆同感だね。
「提出された要求について、その必要性について徹底した精査を行うなど、歳出の徹底した見直
し」を行うこととありますから、
現スポーツ振興法の下では、当然、削減対象となることが予想されるわけですね。
◆そのとおりだね。
◇基本となる考え方の見直し、根拠法制の見直しが必要な時期ですよね。
◆僕もそう思うよ。
◇ちょっと待ってください。
「国際競技力の向上を行うこと」が国策となっていないのと同じように、
県の施策として「国内競技力の向上を行うこと」がきちんと位置づけられていますか、
hirafujiさんの県では?
◆う、うちの県ではまだはっきりとは…
でもね、来年、国体を行う千葉県ではね…もう、ケンサクになっているんだ。
◇ほうほう。すばらしい。
県策になってるんですね、既に。条例かなんかで決めたんですか、きちんと。
◆いや、知事が健作さん!