昨日の11時01分に携帯電話にメールがきました。
題名は「青山 お買上有難うございます。」
この前の土曜日に「洋服の青山」で会員割引を使ってスーツを買いました。そのお礼のメールだったわけです。
そういえば、今年の私の誕生日に、
ただ一通の「お誕生日お祝いメッセージ」メールを送ってきたのも「洋服の青山」でした。
ということは、「洋服の青山」のサーバには
(去年買った「AB」のスーツを、今年、ウエストづめして着ていたけれども、
とうとう、我慢できずに「A」のスーツを買って着ている、53歳になった盛岡市のhirafuji)
という情報が蓄積されているという訳です。
少し気味が悪いのですが、タイムリーなメールは少しうれしくもあり、
(やっぱり、次も「青山」にしちゃおうかなぁ…!)
などと、青山の作戦にすっかりはまってしまったのでした。
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今日の岩手日報には「スーパーキッズ高評価 JOC有望選手研修会テスト」という記事があります。
要約します。
▼日本オリンピック委員会(JOC)の主催する「オリンピック有望選手研修会」が
▼先月、東京の味の素・ナショナルトレーニングセンターで開催された。
▼岩手県で県初のタレント発掘事業である「いわてスーパーキッズ」に選ばれ、これまで、
2年間ほどのトレーニングを受けた中学2年生も6名参加した。
▼高校、大学生が多い五輪有望選手に交じって、運動能力を測定する「コントロールテスト」を
受けたが、岩手のスーパーキッズは上位に入り
▼「スポーツ選手としての基礎的な体力は、全国トップレベルであることが分かった」
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◇ははぁ、自分が少し関係しているから、威張りたいんですね。
トレーニングの成果が現われた。えっへん、僕たちは正しい!…というほどのところでしょう?
◆違うのさ、実は。
私が捉えている目標は二つ。
一つは、
単純に、オリンピック選手をスーパーキッズから出すこと。
そしてもう一つは、
岩手県のどこに住んでいても、希望するスポーツをしてみたいという希望が叶う環境を作ること。
この二つなんだよ。
◇それで?
◆こんな能力の高い子どもたちを抱えていても、
その子たちを、近い将来、オリンピックに出すことができなかったとしたら、
私たちは、希望をかなえる環境作りができなかったからだ…と反省するほかにないね。
◇なるほど、基礎能力では日本で上位、でも、競技場ではあらららら…ではね。
◆でもね、今回、このイベントに参加できたことの意義は大きいし、
参加した子どもたちには大きな刺激になったと思っているんだ。
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少し前に、毎日新聞に載っていた記事を思い出しました。
「自動車:F1 メルセデス復帰、55年ぶり「最高舞台」へ 驚異のエンジンに注目」
という見出しの記事です。
お察しのように、トヨタなど日本勢がどんどんモータスポーツから撤退している中で、メルセデス・ベンツで知られるドイツの自動車大手ダイムラーが、55年ぶりに単独チームで自動車レースの最高峰・F1に来季から参戦するというニュースです。
心に残ったのは、社長のコメントです。
「メルセデス・ベンツは世界で最も有名なブランド。性能を向上し続けるため、最高の舞台を求めていた」
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◇ははぁ、痺れたのはこれですね。
「性能を向上し続けるため、最高の舞台を求めていた」
◆よくわかったね。
「オリンピック有望選手研修会」は、
和歌山や福岡のタレント発掘事業の子どもたちが参加しているだけではないんだ。
たとえば、
水泳の中村礼子選手や柔道の内柴選手などのオリンピック選手も参加するし、
もう少しでオリンピックに手が届きそうな選手や指導者が参加するイベントなんだ。
◇本当ですね。
中村礼子選手のブログに研修会の様子が書いてありますね。
つまり、「世界を目指す舞台に、岩手の子どもたちを立たせた」という意義はとても大きい…
ということを仰りたいのですね。
◆ご明察!
自分のレベルよりも高い世界を目指している人たちに触れること…すごい刺激になったと思うよ。
◇そのとおりだと思います。
ところでhirafujiさん、研修会には6人のスーパーキッズが参加したんですよ。
5人じゃなくて。
◆えっ、ちゃんと「6人の中学2年生」って書いたよ!?
◇だって、さっき、「5名さっ!」って。
◆ゴメイサツ…「ご明察」です。