明日から夏休みです。
ということで、4ヶ月間、お疲れさまでした。あと8ヶ月分のエネルギーをチャージしてください…
という趣獅フ飲み会をしていました。
会場から川沿いの歩道を歩いて帰って来ましたが、
私の前には、同じ会場から出てきた別グループのスーツ姿のご老人が、右手に紙袋、左手に雨傘を持って、ゆっくりと歩いています。
なにやらブツブツと独り言をいいながら歩いています。
(楽しかったなぁ…と言っているんだろうか、面白くないなぁ…と言っているんだろうか)
と、興味津々でしたが、独り言の内容はわかりませんでした。
楽しかったなぁ…と言っていると信じることにしました。
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午後は県庁で会議に出ていました。
本当です。
岩手県営球場の高校野球岩手県大会決勝、盛岡第一高校♂ヤ巻東高校を見に行ったのではないかという疑惑が持たれているそうですが、そんなことはありません。
県教育委員会が実施している、県単独の(国庫補助ではない)生徒を支援する事業を行っている県立高校13校が集まって、その事業に関する意見交換をする会です。
どうも、話がかみ合いません。
どうやら、切実なニーズを持っていて、本当に改善して欲しいと思っているのは、私を含めてほんの少しの学校の人たちのような気がしました。
やむを得ないのです。
行政が手を差し伸べる目的は、大きく二つあると考えているからです。
一つは
それがないと、動けない状況を改善しようとする場合 … つまり「マイナス」を「ゼロ」にまで持ってゆくための援助です。
もう一つは
岩手の教育を望ましい方向に誘導しようとする場合 … つまり「ゼロ」を「プラス」に持ってゆくための援助です。
どちらも必要なことに決まっていますが、その二つを同じ土俵で語るには無理があるんだろうな、と、感じました。
多くの人には「マイナス」が目につき易いので、どうしても、私が、今、持っている課題である「マイナス」=uゼロ」に眼が向きます。
でも、本当に必要なのは、
全体と未来を見わたしたうえでの将来計画に基づいた「誘導」、つまり、「ゼロ」=uプラス」の考えかただろうと思います。
(スポーツも同じだろうな。
「弱み」を是正することにだけ目を向けないで、「強み」をより強くしてゆく計画を出し
そのことを皆さんにわかってもらう必要があるよなぁ…)
と考えさせられた、蒸し暑い部屋での会議でした。