がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

糧にする

今、神奈川にいます。

平成26年全国高等学校総合体育大会(煌めく青春 南関東総体2014)の男子ハンドボール競技に、

我が、岩手県不来方(こずかた)高校が出場したので、

その応援に来たのです。

今日の一回戦の相手は、

大分県の大分雄城台高校。

後半終わって、29-29

延長終わって、33-33

7メートルスローコンテスト(サッカーでいう、PK戦)、 1-3

で、不来方高校は一回戦敗退でした。

選手もスタッフも、一生懸命に頑張りましたが、本当に惜しい試合を落としてしまいました。

選手たちが、私の周りに集合してくれて、

キャプテンが、私の挨拶を促してくましたので、こんなことをお伝えしました。

***こんなこと、始め***

お疲れさまでした。

残念です。

このチームの試合は、これでもうおしまいです。

でも、

このチームがなくなっても、

今日まで、このチームが、そして、このチームの一員としてやって来たことは、

消えて無くなるものではありません。

これまでの、この、素晴らしい経験を元に、

それぞれの「次の目標」に向かって、頑張ってください。

***こんなこと、終わり****

私、高校生の部活動の意義って、こういうことだろうと、捉えています。

「糧にして、次に向かう」

だろうと。

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会場の、川崎市多摩スポーツセンターから、駅まで、とぼとぼと歩いてくる途中、

こんな風景に出会いました。

小学校高学年ぐらいの女の子です。

これから、剣道の稽古にゆくところのようです。

岩手県では、

剣道の衣装を来て、駐≠ニ防具を自分で持って、道路を一人で歩いている小学生を見かけることは、

まず、ありません。

車で送迎ではないでしょうか?

もう少し歩いてゆくと、今度は、70歳ぐらいの男性が、

やはり、剣道の衣装を着て、防具をキャリーバッグに入れて歩いていました。

かっこよかったです。

岩手県では、車に乗って稽古に行きますよね。

電車に乗ると、

女子中学生のバレーボールチームが、これまた、バレーボールの衣装のまま、

ケースに入れたボールや、ボール籠、水のタンクなどを手分けして持って、

楽しそうにお話をしています。

練習試合の帰りのようです。

岩手県では、人も道具もバスに乗せて、練習試合に行きますね、普通は。

川崎市では、スポーツが、日常の風景にたくさんあるのです。

でも

岩手県では、スポーツ施設や車やバスの中に、スポーツが隔離されたようになっています。

スポーツのある風景、素敵ですよね。

がんばって、そのような風景を作ってみたいですよね。