今日は第61回岩手県高等学校総合体育大会の総合開会式に、1年生の生徒などと一緒に貸し切りバスに乗って参加してきました。
出鰍ッにいろいろあり、カメラを持たずに行きましたので、写真はありませんが、
これまでになく練習した入場行進は、
練習の成果を発揮して、まずまずの出来栄えだったと思っています。立派でした。
さて、
これまで、何度となく見てきた(やってきた)総合開会式ですが、まったく気がつかないでいた事がありました。
紫波総合高校には、電動車いすに乗って勉強し、学校生活を送っている新入生がいます。
その生徒も、総合開会式に行ったのですが、
岩手県営運動公園陸上競技場には、障がいを持った人の利用を前提にしたトイレは設置されているものの、スタンドに上がるスロープやエレベーターがありませんでした。
運営事務局のご配慮で、紫波総合高校の応援席は、「一番前」にしていただき、70cmほどの段差を超えれば芝のスタンドに入れるように配置していただきました。
でも、
スタンドには電動車いすを安全に水平に停めることができる「平坦な場所」がありませんでしたので、
無理を言って、メインスタンド下に入れてもらいました。
本当にありがとうございました。
その立場になってはじめてわかることが、ほかにもたくさんあるに違いない…と考えさせられた、
炎天下の総合開会式でした。
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今朝の岩手日報はにぎやかでした。
16面には
10段抜きの『岩手の未来への贈り物、夢の新競技場を今こそ!』という広告があります。
サブタイトルは『2016年岩手国体・主会場を交流都市盛岡に。』とした、
「2016岩手国体の盛岡主会場を実現する会」が載せたものです。
この件については日を改めて…とさせてください。
もう一つは
14面の「スポーツ欄」下段の5段を抜いた広告です。
『スポーツ振興くじtotoの収益は日本のスポーツを育てるために使われています。』という見出しで、
これまでの「164億円以上」の助成について、都道府県別に金額を示したものがあります。
助成された金額は、全国順位46位でした。愕然としています。
お金を必要としていないのか、スポーツを必要としていないのか、それともtotoの助成制度を知らないのか…。
いずれにしても、私たちはしっかりしなければなりませんね。
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開会式場では、久しぶりに会った人がたくさんいました。言葉には気をつけたいものだ…と感じました。
「聞いてますよ、毎週、hirafujiさん。ラジオ、いい調子でお話してますっけねぇ!」
「ありがとうございます。」
(といっても、とっくに終わってるんだけどな。聞いてないんだな!)
「ラジオは、最近、聞いていませんが、今もつづいていましたか?」
「ありがとうございます。残念ながら、この3月で番組が終わりました。」
(ああ、ありがたい。前に聞いていて、今でも気にしてくださっているんだな。)
「あ、久しぶり。お父さん、元気?」
「…はやいもので、来年、7回忌、だったはずです。」
「ありゃ〜、残念だったね。ちっとも知らなかった。」
(この人、去年もこのこと聞いてきた。全く気にしていないんだなぁ。)