がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

募金推進委員会

お昼前に、県庁10階のエレベーターホールで突然の合唱がありました。 岩手県不来方(こずかた)高校音楽部の皆さんが、 春休みにフランスへの演奏旅行を計画していて、 その出発のご挨拶に教育委員長・教育長を訪れた際に、歌ってくださったのです。 不来方高校の音楽部は、 08年から三年連続して全日本合唱コンクール全国大会で金賞を受賞したレベルの高いチームですし、 昨年4月には、沿岸の避難所を回り合唱で被災者を和ませ励ます活動を行った志の高いチームでもあります。 (『オペラの夜』というブログに被災地での活動の詳細がありました。) これまで不来方高校音楽部の合唱は、スポーツの場で2回(一昨年の東北総合体育開会式、去年の岩手県高校総合体育大会開会式)、ライブでお聞きしましたが、毎回、感動してしまいます。 今日も、 音楽って素敵だな、と、思うと同時に、一生懸命の高校生って素敵だな…と、しみじみと感じました。 2曲とも動画に記録しましたので、感動のおすそ分けをします。下線部をクリックしてご覧ください。  ▼1曲目 『外国語の歌』(恥ずかしながら、それしかわかりません。。)   (注:3月8日の岩手日報に『フランスの作曲家・ラモーの「夜」』とありました。)  ▼2曲目 『時代』中島みゆきさんの曲。たぶん、手話付き) ********** 岩手県議会会期中です。 昨日から予算特別委員会という会議が行われており、県議会議員の先生方に、じっくりと来年度予算を審議していただいています。 一昨日・昨日は総括質疑、また、昨日の後半から部局別の審査です。 この特別委員会はインターネットでライブ中継しています。今はライブだけですが、もう少しすると録画映像も見られるようになります。(ここから入ってみて下さい。) さて、 一昨日の高橋元先生(北上選挙区)の質問とそれに対する千葉副知事の答弁に、とても気になるところがありました。 ライブを聞きながらの概要のメモですので、hirafujiはこう聞いた…というものであることをご承知のうえでお読みください。
【高橋元委員】 国体の開催に向けた推進体制の整備に向けてどのような取り組みを計画しているか 【千葉副知事】 岩手国体については、先催県のように全ての業務を県直営方式で行うことは困難であることから、「県民」「企業」「団体」等との協働を基本とし、必要な業務については「ゼロからのスタート」という発想に基づき構築する「新しい岩手型国体」の開催に向けて準備を進めることとしている。 したがって、推進体制については、新たに第71回国民体育大会岩手県準備委員会内に「募金推進委員会(仮称)」を設置し、広く県民等からの寄付を募り、また、企業協賛のあり方の検討を進めることを想定している。
***** 一昨日のこのブログの記事「平時のスローガン」に戻ります。 こんな結びでした。
◇よく考えると、国体やインターハイなんかのイベントの時はスローガンがつくられますよね。 ◆1970年の岩手国体の時は「誠実 明朗 躍進」、  1999年の岩手インターハイの時は「飛び立とう 岩手の空に 夢はせて」  2011年の北東北インターハイの時は「北の空 君に無限の 可能性」 ◇それって、イベントが終われば、目にすることすらなくなりますよね。 ◆そうだね。 ◇それですよ、それ! ◆なんですか、なに? ◇何もない時に、スポーツを振興する必要はない…  とか思ってませんか、hirafujiさんをはじめとする岩手の人たちは。  何かの時だけ頑張ればいいと思ってるんじゃありません?実は。 ◆そ、そんなことはないよ。
***** 国体準備委員会内に「募金推進委員会」をつくることは大賛成です。 「新しい岩手型国体」の推進の在り方としての重要な部分であると考えます。 がんばってほしいな、頑張らなくてはいけないなと考えています。 でも、大切なことは、 この「募金」は「準備委員会(実行委員会)」の中に、国体の開催のためにつくられるものである…ということ。 つまり、 『イベントが終われば、目にすることすらなくなる』活動であり、お金である、ということです。 決して、準備委員会の募金を否定したり邪魔したりしようとするものではありませんが、 選手強化に代表される「スポーツ振興」にたずさわるわれわれサイドでも、同様の「しつらえ」を構えなければなりません。 ただし、『イベントが終わっても残る』活動・仕組み、として…です。 そう考えたのです。やりましょう! (イラストはスターブランド株式会社のデザイナー・大石香織さんのfacebookから無断で拝借。お許しください。) ********** 土曜日のブログで記事にした、NHK総合テレビ『ニュース 深読み』・『オリンピックでニッャ燈怺・H どうなる"東京五輪"』で、こんなことを感じたと書きました。
でも、今日の 「東京オリンピックに対する私」のャWションは 「岩手国体に対する岩手県のみなさん」のャWションと同じなんじゃないのかな…とも思えました。 誰のため、何のため…しっかりお知らせしなければいけませんね。
「放送後の感想」が、今、ここで見られます。 オリンピック招致、国体開催に関心のある方は是非お読みいただきたいのです。 私は、寄せられているどちらのご意見もわかるような気がします。 ますます、しっかりしなければいけないな…と感じます。