がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

割り箸のダンス

昨夜のメールから始まり、朝一番のわけのわからない電話、9時過ぎのそんなご無理をという電話、10時前の私じゃないでしょという電話、そして、午後一番の突然の撃沈プレゼン、3時過ぎの依頼内容のはっきりしない来客と…ぐちゃぐちゃ、へとへとで、くじけそうになることばかり続いた一日です。

こういう時は、

(この先、どうなるんだろう…)と考えたりしないで、

(こんな日も、あるんだよね。)と思うに限ります。

明日という字は 明るい日と かくのね♪  じゃあ、また明日。

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『武道必修化』という言葉を最近お聞きになったことがあると思います。

4月1日から、中学校の学習指導要領が新しくなり『全面実施』されます。

『体育科』でも、その領域構成(教える内容)に変化がありました。こんな感じです。

これまでは、

「ダンス」と「武道」は、各学年で「選択」の扱いであり、

ダンスまたは武道のいずれかを習わなくても卒業することが可能でした。

しかし、今回の改定では、

「ダンス」と「武道」を含めた8つの領域を、すべて習って中学校を卒業することとなりました。

したがって、『武道必修化』は、

『これまで選択履修だったため、

 中学校では習わない可能性のあった「ダンス」と「武道」を、

 他の領域と同じように、全員が習うように変わった。』

という表現が正確です。

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なんで、ダンス・武道の話になったか…

『ぐちゃぐちゃ、へとへとで、くじけそう』な気持ちの時に、ふっと思い出したのです。

日本女子体育連盟が編集している『女子体育』という雑誌の、2009年7・8月号(第51巻第7・8号)

『保存版!ダンス指導ハンドブック ¥奄゚ての指導・一歩進んだ指導=x

に載っていた、鳥取大学・佐分利育代先生の著作、

『割り箸を使って‐感じあって動く』

にあった、割り箸を使ったダンスの授業です。要約して少し抜き出します。

【学習のねらい】

相手の想いを受け取りながら、どちらがリードするでもなく感じあって動き続けるコミュニケーションの楽しさと、思いがけない体の形や動きへの挑戦の面白さを体験することをねらいとしています。

【内容】

�@2人に割り箸1本です。目を閉じて、人差し指で支えあった割り箸を落とさないようにしながらいろいろ動いてみましょう。

�A割り箸の小さな傾きや圧力から、相手の動きを感知できるようにゆっくり動きましょう。

�B割り箸を落とさないように、体全部で動いてみましょう。手だけでなく、体全体を高くしたり、低くしたり、捻じれても、寝てもついていってみましょう。

<取り上げる場面>

相手を受け入れ、自分を受け入れられながら、感じ合って動く楽しさ、心の交流を体験させたいとき。

繊細な心と体を体験させたいとき。

割り箸の動きについていくということだけに集中して体験できる様々な動きを、内観し、動きの開発になるのを体験させたいとき。

(そうか、

 『相手を受け入れ、自分を受け入れられながら、感じ合って動く』ことができていない一日

 だったんだ。)

原文はここにおいてあります。写真入りでイメージがつかめます。ぜひお読みください。

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大昔に中学校・高等学校を卒業した私は、ダンスの授業を受けたことがありません。

こんな『感じ合って動く』ことをねらいとした授業を受けたら、楽しくて仕方がないでしょうね。

ダンスって、すごいんですね。

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実は、

おもしろそうだったので、家で、割り箸ダンスを試してみたことがありました。

どちらも、押す一方…人差し指に穴が開くかと思いました。

似たもの同士、です。