がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ダグワドルジ

長野県で行われている、第58回全国高等学校スキー大会(スキーインターハイ)は今日が最終日です。

入賞は2名

 8位 男子スラローム   小山田 翔(平舘高校)

 10位 女子クロスカントリー5kmクラシカル 西舘 真紀(盛岡南高校)

選手、指導者、チームメイトの皆さん、そして、家族をはじめとする支えてくださった皆さん、おめでとうございます。

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 クイズです。

【問題】

 9才の男の子の絵だそうです。

 大変上手に描けていますね。

 さて、どこの国の男の子が描いたのでしょう。

【ヒント】

 絵日記の1ページです。

 「将来の夢」のカテゴリーに分類されていました。

 コメントには、次のようにありました。

 「ぼくは、町へいって、

  横綱ダグワドルジのようなすもう取りになるつもりです。」

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今日の午後は盛岡で「ユネスコ・スクール研修会」に出席していました。

昨日は東京での午前午後研修…「研修ウィーク」です。

ユネスコが推進機関である「持続可能な『発展』のための教育」(Education for Sustainable Development)、略して「持続発展教育(ESD)」を普及・発展させるために

ユネスコ・スクール(ASP:Associated Schools Project)」を指定し、推進拠点学校として位置づけようというものです。

今日は、文部科学省の担当室長の基調講演もあり、大変、勉強になりましたが、その中に

ESDのねらいは

「ESDについて考える人間」「持続可能な社会づくりのための担い手づくり」だというお話がありました。

昨日の「体育」の研修でも、

その「ねらい」は「身体活動をとおして『人』を育てる」ということだったと思います。

どの分野でも、結局は次代を担う人づくりを目指しているのです。

攻めるほうは大勢・多分野、その対象はたったの「一人」…整理や統合が必要だと思いました。

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【クイズの答え】

モンゴルのE.バッド エルデン君の絵日記でした。

今日の研修会で配られた「アジアの子どもたちの絵日記集 '06-'07」に載っていました。

三菱グループが支援している、「三菱アジア子ども絵日記フェスタ」の入選作を集めたものです。

ネットでは、ここから、「絵日記ギャラリーを見る」→「開催期から選ぶ」と進み、「第8期」を選び「次のリスト」を4ページ進んでもらって 「モンゴル 入選  E. バット エルデンさん」をクリックで見ることができます。

モンゴルでは朝青龍は「英雄」なんだろうな、すばらしいことだなぁ…と思いましたが、

同時に、今の日本には、

将来の職業を「お相撲さん」、夢を「横綱」と答える子どもはいるのでしょうか?…と考えてしまいました。

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探して、探して、発見しました。

ベネッセの第1回子ども生活実態基本調査報告書(2005年)の中の「将来の職業について」

小学生男 

 �@野球選手 �Aサッカー選手 �B医師 … �S電車(運転士、車掌)

 20位までに、「お相撲さん」は入っていません。

中学生男

 �@野球選手 �Aサッカー選手 �B学校の先生 … �S建築家

 こちらも、20位までに「お相撲さん」は入っていません。

複雑な気持ちです。