昨日は、岩手県中学校総合体育大会の中央開会式に出てから、
柔道、相撲、体操競技、水泳、ハンドボールとまわり、午後は遅めの昼ごはんの後で、岩手県薬剤師会の公開講座に滑り込み…でした。
相撲会場で動画を撮ってきましたのでご覧ください。
大相撲とはまた違う、一生懸命の中学生が見られますよ。
(右の画像をクリックすると、動画が見られます)
会場を回っていて、気がついたことがあります。
体操競技と水泳の会場では『撮影許可』もらわないと、写真やビデオの撮影ができないのに、
大相撲と同じく、マワシ一丁で競技している相撲は、撮影自由。
(なんでだろう?)
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それはさておき、
岩手県の皆さまは、すがすがしい一日を始められたかと、喜びに堪えないところです。
だって、ほら、今朝の岩手県の地元紙・岩手日報にこんな素敵な笑顔が二つ!
昨日の岩手県薬剤師会の公開講座
「チームで支える岩手のスポーツ〜わたしたち、スポーツ選手の味方です〜」の内容を知らせる岩手日報の記事でした。
(画像クリックで、pdfが開きます。お読みになりたい方は、どうぞ。)
新聞記事には
「選手になれなくても審判、マネジメント、係員など役割を果たすことで国体に関われる」とありましたが、これは、早稲田大学の平田鋳j先生の「逆台形モデル」を参考にしたもの、(トップスポーツビジネスの最前線―「勝利」「マーケット」「普及」のトリプルミッション ,講談社BIZ)
また、
「ラグビーの敵はサッカーじゃない。スマホやゲーム」ともありますが、これは、国際オリンピック委員会(IOC)会長のジャック・ロゲ氏が言うところの「Screen Disease」を参考にしたもの…
人のフンドシで相撲をとってばっかりの、私です。
が、ちゃんと、いいこと言ってますよ!
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パネルディスカッションで、フロアからの質問がありました。
薬剤師の方です。
ドーピング防止活動を行っている、日本アンチドーピング機構の研修を受けて、スポーツファーマシストという資格を認定されている方でした。
こうおっしゃいました。
(スポーツファーマシストの資格を取っても、スポーツの場に入ってゆけない。
どうなっているの?)
ギクリとするわけです。
(さまざまな面からスポーツに関わっていいただき、
スポーツ経験者で構成する「下辺」よりも、はるかに幅の広い「上辺」を持つ
「逆台形」を作ってゆこう。
皆さん、スポーツにじゃんじゃんかかわってね!)
と、上の図を使って、パネルディスカッションの前の「15分スピーチ」の中で私は言ったのですが、
(スポーツの外の人たちには、こんなことを言っているけれども、
スポーツの内側にいる人たちが、ちっとも、「協働」について考えていなければ、
こういうことが起きるんだよな…これ、スポーツの側の責任だよなぁ。)
と、考えさせられました。私が質問に答えるべきだと手をあげようとしましたが、先に薬剤師会のパネリストがマイクをもって答えてくださいました。
でも、
この質問、本当は、私たちのテーマなのです。
「協働」はどういう意味なのか…
自分たちは変わらず、外から与えられるものを受けるだけでは「協働」ではないはずだ、と、
この前、記事にした『対立解消と合意形成』について、また、考えてしまいました。
悩み多き私です。
それはともかく、発表者やパネラー、そして参加なさった皆様に、こんな素敵な機会を与えてくださった岩手県薬剤師会の皆様に心から感謝申しあげます。
本当にありがとうございました。
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ということで、
リカバリーとチャージを兼ねて、今日は映画。
風立ちぬ…
「ナイス キャッチ!」をしないと「あなた生きて…」はないんだろうな、と。