今日は「秋の避難訓練」でした。
春の避難訓練では、消防署の方に「小学校と同じぐらい上手な避難ぶりだった」と褒められましたので、また褒められたりしたら…と、ドキドキしていました。
消防署からお見えになった方々を見て、驚きました。
普通は高校の避難訓練なんかに来ないはずの署長さんがおいでになったからです。
当然、訓練後の「講評」は署長さんがなさいました。
【本当にほめられた】
紫波消防署長さんは、紫波高校の卒業生です。紫波署には、今年、赴任されたと記憶しています。
講評の初めに、今日、嬉しかったということを3つお話なさいました。
▼紫波総合高校になっても、校章が同じだったこと。
▼紫波総合高校になっても、校歌が同じだったこと。
▼避難してきた何人もの生徒に、挨拶をされたこと。
三番目のお話は、私たちも本当に嬉しかったです。
もしかすると署長さんは、
最後の「挨拶」が嬉しかったので、前の二つも嬉しく感じたのかも知れません。
ああ、わが後輩…と。
【救助活動】
たとえ、直接、被災者を助けることが出来なくても、人を救うことはできる…というお話をされました。
救助にあたっている人に
「あそこで人が助けを求めている」「あそこにとり残された人がいる」と伝えることも立派な救助活動であると仰っていました。
必要な情報の「仲人」をすることだな…と、昨日の記事を思い出して、今度は私が嬉しくなりました。
【立場を換える】
署長さんにきちんと挨拶をしたのは3年生の生徒たちだったようです。
「さっき、挨拶をしてくれた3年生の皆さんは、
あと5ヶ月もすれば、お客様を避難させる立場になるかも知れません。
これまでは、誘導される立場だったと思いますが、
誘導する立場で避難訓練を反省してみることも大切です。」
なるほど、
そう言われれば、少なくとも私は、もしかすると私だけは、
就職試験に合格させることは考えても、会社でどんな働きっぷりをさせるのかということを考えていない…
これでは、いけない…と反省した避難訓練でした。