午後に岩手県民会館に行ってきました。
「人体の不思議展」ではなく、
「第62回宮古・盛岡南ブロック高校演劇研究発表会」を観に行ったのです。
運動部であれば、県大会の地区予選とでもいうところでしょう。
わが紫波総合高校は、午後1時過ぎという情報を得ていましたので、応援(というかどうか)かたがた出かけて見ました。
【紫波総合高校の熱演】
高校生の演劇を、はじめから終わりまで一時間も通して見たのは、もしかすると初めてかも知れません。
時間の関係で紫波総合高校の「そして少女は 笑みを浮かべる」だけしか見られませんでしたので、他の学校と比べてどうなのかなども、よくはわかりませんでしたが、とてもおもしろい劇でした。
さっき、顧問の先生から、2位で県大会に出場することになったとの電話がありました。
プログラムを見ると、
盛岡スコーレ、盛岡南、盛岡工業、岩手女子、盛岡市立、盛岡第二、盛岡第四、紫波総合、不来方の9チームがエントリーしています。
その中の2位は、立派です。(ちなみに、1位は盛岡市立だそうです)
行ってみて、舞台の上だけではなく、音楽や照明の操作も生徒が行っていることも知りました。
部員全員で県大会も頑張ってください。
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昨日の全国高校総体で新体操男子団体に出場した盛岡市立高校が4位に入賞しました。
今朝の岩手日報にカラー写真入りで大きく載っています。
記事を抜粋しながら、少し写します。
掲示板に「18.950」の総得点が映し出されると、盛岡市立の6人の選手は肩を抱き合い喜びを爆発させた。新体操男子団体で「17点台」だったチームが、全国の晴れ舞台で最高点を出した。野呂和希監督は選手にそっと背を向け目頭を押さえた。*****<…中略…>
6人のうち4人は昨年、滝沢南中で全国制覇した1年生。レギュラーを外れた3年生の吉田恭兵主将と、腰の故障で出場できなかったエース西崎聡志(2年)は、応援席から「ミスなく終わってくれ」と祈るような気持ちで演技を見つめたという。心を一つにしてつかんだ入賞だった。
まとめ役に徹した吉田主将は点数が表示された瞬間「涙が止まらなかった。選手には本当に感謝したい」とたたえた。野呂監督は「100%の力を出してよくやった。まだ、若いチーム。さらに上を目指してゆきたい」と飛躍を期した。(鈴木)
(2008/08/03 岩手日報)
4位入賞をおさめたので、安心して、みなさんにお伝えします。
先週の日曜日(7月27日)に、新体操の演技会を見に行ったことはすでに書きました。
その時に演技会の進行をされた青森山田高校の総監督尾坂雄右先生が、
盛岡市立高校の演技についてこう仰っていました(と、私は聞きました。)
▼合宿が始まったときに、「全国6位を目指す」と言われたが、演技を見るととんでもない
▼これでは、10番にも入らない。
▼しかし、この4日間で、もしかすると6番に手が届くかもしれないレベルまで来た。
▼インターハイまであと1週間ある。さあ、この一週間でどのくらい伸びることができるか!
つまり、この7日間の伸びが「6位」をとおりこして「4位」に結びついたわけです。
こういう経過を知っているから、
監督さんも、出場することができなかったキャプテンも、涙を流して4位を祝福するのです。
私も、本当は1週間でどのぐらいすごくなったのか…ということを、この眼で見たかったのですが、
それもかないません。
こういう楽しみ方が、選手やチームの変化を追いかける楽しみ方なんだろうなぁ…
指導者の方や、追いかけをなさっている熱烈な「ごひいき」の方のみが知っている楽しさで、
やっぱり、感動で涙が流れるものなんだろうなぁと、感じた次第です。
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◆県大会では、もう一度、同じ作品をするんだそうです。
◇なんの話ですか、藪から棒に!?
◆演劇の話です。
◇ああ、そうでしたか。
つまり、あれですね、
今日見た演劇が、県大会までにどう変化してゆくかを、実際に見るチャンスが来た。
楽しみ、楽しみ。…とでも仰りたいんでしょう。
◆そのとおり!楽しみ、楽しみ。
◇じゃあ、こんどは、
公演後すぐに審査員が講評することを知らずにホールを出てきて、
あわてて、ホワイエのモニターで講評を立ち聞きし、冒頭の「じゃんけん」の意味をはじめて知る
…などという、怪しげな、素人まるだしの行動をしてはいけませんよ!
◆な、何で知ってるの!?