オリンピックに出るということは、本当に難しいことなんだなあ…と、バンクーバーオリンピックの選手選考を兼ねた、全日本フィギュアスケート選手権をテレビ観戦しながらしみじみと感じました。
岩手からオリンピック選手を出すこと…その達成に必要なことは「本気の情熱」が第一でしょうね。
**********
昨日は
「『華麗に!そして、華やかに舞え!』女子新体操」
というイベントが、
県内高校女子新体操のトップレベルにある、
北上翔南高校、盛岡第三高校、盛岡白百合学園高校の
3校に、
北上新体操クラブと盛岡ジュニア新体操クラブの
ジュニアの選手が加わっての演技会です。
私は、残念ながら行くことができませんでしたが、
今朝の岩手日報は、とても素敵なカラー写真とともに、
第一面でその様子を報じています。
3日間の合同合宿を経た演技会なのですが、
実はこのイベントは「単なる演技会」ではなかったのです。
担当なさった紫波町体育協会の高橋さんは、
今回のイベントに限らず、多くのイベントを企画してきていますが
前々からこう仰っています。(私の思い込みや誤解かもしれませんが)
「紫波に来たならば、いいことがある…ということを感じられるイベントにしたい」
*****
昨日の岩手日報にも関連記事がありました。
▼国際武道大学の学生ら4人が、
▼紫波町に、
▼新体操の合宿にあわせて「トレーナー実習」に訪れている。
▼実際に選手に対するトレーナーとしてのサメ[トを行うほか、
▼演技会の運営に携わるなど体育協会の業務も研修する。
という内容です。
*****
「ゆいっと気まぐれ日記」という紫波町の情報ブログにも、このイベントが紹介されています。
よく見ると、オープニングに「西和賀高等学校」とあります。
実は、去年も同じイベントが紫波町総合体育館で行われており、西和賀高校応援団の演技が行われています。
体育関係者なら知らぬものはいない、日本体育大学に伝わる『エッサッサ』を中心に取り組みの成果を発表したはずです。
*****
◇なるほど。
選手にとっては、
合同練習、トレーナーからのケアと指導、そしてお客様の前での演技会
大学生たちにとっては、
本当の選手たちのケアを通した実習と、イベントの運営経験
西和賀の高校生にとっては、
練習した集団演技の成果を、多くのお客様の前で披露できる場
当然、お客さまにとっては、
新体操の演技を見ることによる感激、感動
多くの関係者の皆さんに「いいこと」を与えたイベントだったわけですね。
◆単純に「パフォーマンスの発揮の場を与える」競技会とは性格が違うよね。
◇あ、わかりました!
「いいこと」があるということは、
「今もっている力をすべて出すことができる」ということではなく
「今もっている力をさらに伸ばすことができる」
ということですね!
◆そのとおり。
おそるべし…でしょう!
◇おそるべし!ですね。
ところで、紫波町で行われたイベントなのに、
◆ギク! き、気がついた? い、育成中…です。