東京のお土産!
と「黄金の國、いわて。」という金色の「県外向け広報誌」をもらいました。
以前も記事にしていますが、岩手県の広報戦略の一つとして、首都圏で配られているようですし、内容は 岩手県のサイト でも見ることができます。
金色という色はすばらしい色である…ということに気がつきました。
「写すこと」ができない色なのです。
スキャナではどす黒くて、なんじゃこりゃ、カメラでも、なんとなく金かなぁ〜
岩手県のサイトでも、「やまぶき色」です。
さて、
じっくりと読んでみましたが、なんで平泉が「世界文化遺産」としての登録を目指しているのかが、
恥ずかしながら、初めてわかったような気がします。(が、得意の「一人合点」かもしれません)
どうやら
『命あるすべての存在を慈しむ厚い心、それが、平泉に生まれた黄金文化の真髄である』
ということがキーであるように思えました。
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◇はぁ〜、よくわかりませんが、私には。どこにでもありそうな、お寺じゃないですか?
◆『平泉¥�土思想を基調とする文化的景観』なんだそうだよ。
◇はぁ〜。
◆ところで、この写真を見て、どう思いますか?
◇あら、城跡の下の「雪あかり」ですよね。
盛岡市が中心になってやっているんでしょう?
◆うん、そうらしい。で、どう思うの?
◇何を期待しているんですか?
私は当たり前のことしか言いませんよ。
きれいですねぇ…。
◆これ、ロウソクで光っているんだよ。
◇あら、そうなんですか!
どうりで光が柔らかい…。ロマンチックです。
◆それだけ?
◇それだけって?
◆だれが、灯をつけているかとか考えないの? ここに新聞記事 があるよ。
◇…あらまぁ、ボランティアの人たちが…えっ、延べ1,200人も必要って!
そういえば、夕方、紙コップや太くて短いロウソクを持って歩いている人たちを見かけました。
紙コップを持っているから、てっきり、一杯ひっかけに行く人かと思っていました。
◆雪の行灯の中に入れる、紙コップのことだね。ロウソクをコップの中に入れて灯をつけているね。
はい、じゃあ、もう一度、「雪あかり」の写真を見てご覧なさい。
◇あらっ!こ、今度は、ボランティアの人たちの盛岡を愛する気持ちが見えます!
◆きっと、そうなんだろうね、
脈々と引き継がれている『命あるすべての存在を慈しむ厚い心』が見えてくるんだろうね。
そういう意味で、
スポーツイベントが何を発信できるのか…ということも真剣に考えなければならない、と思うんだ。
◇それが本当の平泉の価値なんでしょうし、スポーツイベントの価値なんでしょうね。
私もわかった様な気がしますが、本当は、よくわかりません。
実は、hirafujiさんも、よくわかってはいないんでしょう?
◆ず、図星だ!
◇そうですね、盛岡はいい街です。で、「中の橋」に行くと何が見えてくるんですか?
◆えっ!?
◇だって、さっき、橋の欄干の飾りが…とかって仰ったから、てっきり…
◆…それは、擬宝珠、ぎ・ぼ・し!
◇あら、失礼。
じゃあ、いりこだしのラーメンの向こうには、何が見えるんですか?
◆…それは、煮干、に・ぼ・し!
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【追】
「ギボシ」が擬宝珠と変換されないことを発見しました。
「ギボウシュ」で変換されます。
こ、これも方言だったらショックです…