がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

幻のシュート

明日の天気予報は、あまりよろしくないようです。

夜だけでも晴れて欲しいと思ってます。何しろ明日は 「皆既月食」

しかも、「食の最大」は盛岡では「19時37.4分」で、私が、普通に起きている時間ですから。

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昨日の、

第34回東北総合体育大会ホッケー競技少年女子決勝「岩手県宮城県」でのお話です。

残り時間0分のペナルティーコーナーから、岩手が劇的な得点で3対3の同点に追いつき、

    ゴールデンゴール方式の延長戦を行っても、両チーム得点できず、

      結局、両チーム5人ずつのペナルティーストローク戦3≠Qで宮城の勝ち。

今年の岩手の女子高校生は、インターハイ・国体ともに出場することができませんでした。

サッカーコートとほぼ同じ大きさの人工芝グランドを、11人ずつの選手たちが、炎天下、走り回る。

延長を含めて85分。過酷です。

「がんばれ、がんばれ、あと少し」しか応援のしようがありません。

さて

前半終了間際に、相手陣に攻め込んだ岩手チームは、長めのパスをゴール前に打ち込み、

  待っていた選手が、スティックで触れる感じでボールの方向を変えて、見事、ゴールイン。

    3対2で前半終了と、私の周辺の人は、みんな大歓声をあげました。

しかし審判は、サッカーで言うゴールキックの指示!得点ではない!

ホッケーは、ゴール前のシューティングサークルというエリアの中からのシュートでなければ、得点とはなりません。

ですから、ロングシュートはないわけです。

長めのパスは、当然、シューティングサークルの外から出されています。

シュートのあったゴールとは遥かに離れたサイドラインから見ている私たちは、口々に、

 「触った、触った!」

 「ボールのコースが、変わったべ〜。絶対、触ったよ。得点・得点!」

(サークルの中で岩手の選手がスティックでボールに触った。つまり、シュート成立…ということ。)

と大声で叫ぶが…シュートは認められず、前半終了のホーンが鳴る。

近くにいた、秋田チームの選手が、つぶやく。

 (まただ。あの審判は、時々、こういう笛を吹く…。まったく!)

近くにいた、岩手の協会関係者は、こう言う。

 (見る角度で、触ったように見えることがあるんだ。でも、審判は一番近くで見ているからな…)

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◇見る角度…なんですね、やっぱり。

◆そう、そう。

  でも、私たちのところからは、絶対に、ゴールインに見えたよ。本当に角度かなぁ?

   審判の位置から見たら、やっぱり、違っていたのかなぁ…。

◇いや、その角度ではありません。

◆えっ?

◇ごひいきのチームを単純に応援している人たちが見る「角度」と、

  大会を運営なさったりしている方々が見る「角度」は違うものだなぁ…と。

◆えっ?

◇いつも、同じところから、同じ思い込みで物事を見ると見誤るかもしれないよ…

  と言うお話ですね。

◆そ、そんなつもりでは…。

◇はい、はい。

 ところで、明日の持ち物と集合場所を教えてください。

◆えっ?

◇飲み物は持参ですか、やっぱり?

  環境を考えれば、割り箸ではなく、箸も持っていったほうが…?

◆えっ?

◇だって、さっき、盛岡では、夜7時半過ぎから「食の祭典」があるとか、ないとか?

◆「食の最大」といいました。月食のクライマックスのことです!

   気をつけて!あなた、耳まで「食べ物の角度」になってしまっていますよ…

◇あらららら、今日は私が………ギャフン!

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★岩手21赤べこ野球軍団(矢巾町)は

 県勢20年ぶりの都市対抗野球出場も、四国銀行(高知市)に延長10回1≠Qでさよなら負け

★前岩手県知事増田寛也氏を

 安部首相は総務大臣に起用することを決定。前岩手県体育協会会長が大臣になりました!