こんな車は岩手県に1台しかないと思います。
ちょっと自慢させて下さい。
昨日、私の車に、
選手でオリンピックの金メダルをとった人と、
監督でオリンピックの銀メダルと銅メダルをとった人の
お二人が、一時間ほど乗っていました。
助手席には、岩手県体育協会スポーツ特別指導員の三ヶ田礼一さん
(1995年アルベールビル冬季五輪スキー複合団体のゴールドメダリスト)
運転席の後ろには、日本スポーツ少年団副本部長としての宇津木妙子さん
(女子ソフトボール日本代表監督として、
2000年シドニーオリンピック銀メダル、2004年アテネオリンピック銅メダル)
私と私の車は、
昨日から岩手町で始まった 「全国スポーツ少年団ホッケー交流大会」の開会式 においでになった宇津木さんを送迎することを命じられていたのでした。
車の中では、1時間弱、
聞き手「三ヶ田」、話し手「宇津木」の文字どおり世界トップレベルの対談が、ず〜っと、繰り広げられていました。
いろいろなお話をうかがうことができて、「得しなたなぁ〜」が、本当のところです。
秘密にしておきたいのですが、叱られそうなので、少しだけ、中身をお話します。
【悪口を言わない人】
結構、有名な人たちと衝突したとおっしゃっていた。
ジャパンの女性監督である。当然であろう。
でも、その人たちを「今になれば感謝している」「今は頼りになる方々」とほめておられる。
ああ、第三者の悪口は口にしない人なんだなぁ、それが信頼される原因なんだな…と
【「幅」を広げたい人】
宇津木さんは、今年初めてスポーツ少年団の副本部長になって、今日が、スポーツ少年団の行事の初仕事とだそうです。
(満員の開会式で挨拶をする宇津木副本部長=中央)
「ソフトボールと同じぐらいマイナーなスポーツだ」と思っていたホッケーが、こんなに人を集めていることに驚き、
いろいろなスポーツから、また、いろいろなスポーツをしている子どもたちから、学びたいとおっしゃっていました。
【えっ!?】
三:監督にとって「ソフトボール」とは何ですか、一言で言うと?
(平:「人生そのもの」とか…かなぁ)
宇:『感謝』ですね
三:!?(平:!?)
宇:つまりね…(いいお話でしたよ。でも、教えません)
【あらっ!?】
お迎えの盛岡駅で、
三ヶ田さんが急に見えなくなったと思ったら、色紙を準備して戻ってきました。
サインをねだられた事のない私には思いつかないことです。さすがです。
さて、帰りの「いわて沼宮内駅」で、色紙にサインをお願いしました。
添えられた言葉は『努力は裏切らない』…しびれます。
あらっ!?あてがきが『岩手○体育協会』
ご自身も気が付き
『あらっ〜!ず〜っと町長さんとかとお話していたから…ごめんなさい。』