がんばろう!岩手のスポーツがお送りする『岩手スポーツ検定』(S級問題)
【問題】
さて、この写真は、何の競技会場のものでしょうか?選んでください。
�@サッカー �Aホッケー �Bフットサル �Cスキージャンプ
【ヒント】
▼今日の写真
▼テーブルに乗っているのは、「かき氷作製マシン」と「シロップ」。無料です。
▼八幡平市にある、県営施設
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第25回田山ジュニアサマージャンプ大会に行って来ました。
会場は八幡平市田山(旧安代町)にある、県営スキージャンプ場。
去年、小さい子ども用のスモールヒルジャンプ台がオープンしたことはこのブログでお知らせしていました。
今日は、
そのジャンプ台を使っての競技も行われるということでしたので、早起きして出発です。
「スモールヒル」は、
アルペンスキーでの参加も認められていて、4年以下の「小学校低学年の部」と5年以上の「小学校高学年の部」の二つのカテゴリーにわかれています。
秋田県の小学校一年生が2人、二年生が1人、出ていました。岩手からは2年生と4年生が一人ずつ、全部で5人の参加です。
秋田から来た小学一年生、ゼッケン1番の阿部留羽空(るうく)君のお話をさせてください。
ルウクくんは、ジャンプを始めたばっかりのようです。
普通の選手は、スタートから滑ってきて、カンテと呼ばれる踏み切り地点で踏み切って空中に飛び出し、
しばらく飛んでから、ランディングバーンと呼ばれる着地の斜面に降りてきます。
でも、
ルウク君は、本番前の練習で、踏み切り地点の下から、ランディングバーンだけを滑りました。
(えっ!?)
本番1本目。やっぱり、踏み切り地点の下にいました。
つまり、ジャンプ台の途中から競技しようとしているのです。訳が分かりませんでした。
(飛ばないで、ジャンプ?)
放送がルウク君のスタートを告げました。
ルウク君は、ほとんど傾斜のない踏み切り地点の下から、よいしょ、よいしょと、スタートしました。
少しスピードがつくと、な、な、なんと、ピョンとジャンプしたのです。
お客様から(おぅ!)と歓声が上がりました。
ジャンプしたのです。
ジャンプ大会だから当たりまえですが、本当に驚きました。
ジャンプ台はスタートから助走路を滑って、踏み切り地点で踏み切って空中に飛び出し、ランディングバーンに着地するもの…競技会ではオリンピック選手が行うことを行わなければならない、という固定観念にとらわれている自分に気がついたのです。
こうやって子どもは育ててもらっているんだな、
子どもたちは本当に幸せな…と思います。
鹿角からオリンピック選手が出るわけがわかったような気がします。
リザルトを見ると、飛距離は「0m」、距離点は「・0点」。飛型点は「9点」つけてもらっていました。
合計点は「0点」でビリでした。
でも、素敵な「0点」、素敵な「ビリ」だと思います。
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中学生のミディアムヒルのジャンプの動画もあります。
こんな感じです。
ミディアムヒル中学生の部の1本目。
初めに飛ぶのが
2位になった馬淵春(秋田・鹿角ジャンプスポーツ少年団)、次が優勝した三ヶ田泰良(岩手・大宮中学校)、最後が6位の渡部大輝(福島・猪苗代中学校)2012年8月5日。お客様のウチワの様子で暑さを想像してくださいね。
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【クイズの答え】
�Cスキージャンプ場。
お母さん方が、一緒に連れてきた選手の弟や妹のために準備してくださっているようです。
ありがとうございます。