久しぶりの「夕顔瀬橋から望む岩手山」です。いい街ですね。
今日は、「いわてスーパーキッズ発掘・育成事業」の今年の第二次選考会「チャレンジ2」盛岡会場にお手伝いに行ってきました。
当然、自転車です。
私が一番好きな岩手山は、材木町の東側の入口から見える、通り出口の向こうの大きな大きな岩手山です。
(残念ながら、写真に撮ると全く迫力不足で、お伝えすることができません。実物でご覧ください。)
その通りは、自転車で岩手県営体育館に行く途中なので、自転車で行くことにしたのです。
今日の盛岡会場は120人ほどの応募者がありました。
その子どもたちの測定を行うのですが、やっぱり、人手が必要です。
今年は、去年からお願いしている、盛岡カレッジリーグの専門学校の生徒さんのボランティアに加えて、岩手県スポーツ指導者協議会に所属する公認スポーツ指導者の方々もボランティアでお手伝いに来ていただいて、順調に測定会が終了しました。
ありがとうございました。
【開始式でお話をする三ヶ田礼一さん。右の黄色い服がボランティアスタッフなど】
さて、
「測定会」が目的の「チャレンジ2」なのですが、
はじめに「いわてスーパーキッズ発掘・養成事業」の「ねらい」や「実施している内容」を、結構な時間をかけて紹介します。
また、
測定会が終わると、一昨年や昨年の測定会で既に選ばれているスーパーキッズが参加して、身体能力や知的能力を高めるために行っている「スペシャル・スクール」の内容が、「体験教室」として実施され参加者が体験できます。
さらに、
岩手県では唯一のオリンピックゴールドメダリスト三ヶ田礼一さん(92年アルベールビル冬季大会、スキーコンバインド団体金メダル)の、短いですが、すばらしいお話があります。
でも、会場にいると
(はやく測定会をして、さっさと終わって帰せばいいのに…)
という、スタンドのお父さん・お母さんの視線が感じられましたので、ここで説明しておかなければなりません。
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今日の応募者の中から、次のステップである「チャレンジ3」に進むことのできるお子さんは、たぶん1割もいないのです。
その他の9割のお子さんたちは、残念ながら「スーパーキッズの事業」の経験は今日一日だけです。
ですから、
今日、意欲を持って挑戦してくださった参加者とその保護者の方、ご家族の方、さらには、ボランティアで参加していただいた盛岡カレッジリーグの学生さん、スポーツ指導者の方々に、今日一日分の収穫を持って帰っていただかなければなりません。
(ほう、そういう事業なのか。知らなかった)
(へえ、三ヶ田さんも金メダルまでに相当な年数がかかっているんだ)
(うへ、金メダルに触らせてもらった。僕もオリンピックに出たい)
(うむ、この時期をゴールデンエイジと呼んで、こんな能力を身につけさせる時期なのか)
(ぎゃぁ、僕が一番すごいと思っていたら、他にすごい人がたくさんいるんだ。世間は広いなあ)
一般的に、選抜試験やオーディションというものは、教育の機能をほとんど持ちません。
でも、私たちの事業の測定会は、教育の場・トレーニングの場の一つとして行っている事業なのです。
最後に三ヶ田礼一さんがこういいます。
「ここにいる全員が『自分なりの金メダル』を取れるように夢を持って挑戦し続けてください!」
今日集まってきた全員がオリンピック選手になることは不可能です。
でも、「自分なりの金メダル」を設定し、それを目指すことは可能ですし、大切なことです。
そういう側面ももった事業ですので、
皆さん、どうぞ、今度の土曜・日曜は、釜石・水沢での「チャレンジ2」を見に来て、「自分なりの金メダル」を見つける手がかりにしてくださいね。
まだまだ、遅くはありませんよ。
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◇ちょっと、ちょっと、hirafujiさん。
◆え!
◇「負けずず 劣らずず」ってなんです?「負けず 劣らず」でしょう?
◆違うよ、そのままでいいんだよ。
「負けず」にさらに否定の「ず」、「劣らず」にさらに否定の「ず」で
「負けずず 劣らずず」…
◇あ、そうですか。
じゃあ、「負けていて さらに 劣っている」ですね。
◆そうだよ。
ちゃんと読んでよ。
◇なるほど、分かりましたが、手が込みすぎて意味不明です。
「伝わらないことは、発していないこととおなじだ」って
よく言っているご本人の記述とは思えません。
◆そうか…気をつけるよ。
「よく見て よく聞いて よく言わないと」ね。
つまり、「見ざるざる 聞かざるざる 言わざるざる」だね。
◇…。