◇どうでしたか、花巻市総合体育館でやっている、ハンドボールの全日本実業団選手権は?
◆すごい!の一言です。
ハンドボールの日本のトップレベルの試合を見るのは、実は初めてでした。
◇でも、国体とか、インターハイとかご覧になっているんでしょう?
◆そのレベルの試合とは、ぜんぜん違います。
人の動くスピード、ボールの動くスピード、人と人とがぶつかり合うコンタクトの強さ…。
しかも、千円!
◇えっ!
野球で言えばプロ野球、サッカーで言えばJリーグ、相撲で言えば大相撲のレベルの試合ですよね…
なんでそんなにお安いのですか?
◆いろんな企業に支えていただいているからだと思います。
たとえば、ほら、このモップ(写真:左)
◇す、すごい。あら、モップをかけている方の背中にも…!
◇でも、なんで専門外の「ハンドボール」をご覧になりにわざわざ…
◆スポーツに限らず、
私たちは、本物やレベルの高いもの、世界的なもの…などを観ておかないといけません。
そうしないと行き先を見失うと私は信じています。
◇そうですね。
高校生や中学生が一生懸命プレーする感動も、それはそれでいいものですし、これもお勧めなのですが、
「強いものの美しさ」、これも応えられませんね。
◆そのとおり。
明日も千円で、10時の女子3位決定戦から4試合も観られます。お勧めです。
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ここ数年、
お客様をどうやって喜ばせようとしているんだろう…という興味もあり、さまざまな競技に足を運ぶようになりました。
その時は「最弱の観客」の立場で、ゲームを観ます。
具体的には
「もっとも安い席のチケットを買い、プログラムなど購入せず、たった一人で、バックスタンドに」
という条件です。
すると、本部席や来賓席からは絶対に気が付かない「ああ、すばらしいなぁ」「げげ、なんてこったい」が分かっちゃったりします。
【左:最弱の観客へのパスメ[ト。右:ソニー(青)vsオムロン(桃)、ゴール前でディフェンスしている青の選手が長野選手。お客様の入りはいまひとつか(先週のフットサルより少ないです…)】
(「なんてこったい」の例…なんだよ、中途半端な位置にある、このワイヤー!写真の邪魔!)