がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

関わろう!は正しいことだろうか

しばらく、

このピンバッジをカバンにつけて、近畿地方にいっておりました。

岩手県不来方(こずかた)高校のインターハイ出場チームの応援で、

詳しくは、こういうことです。

■8月1日 兵庫県篠山市

  ホッケー女子1回戦(1点差で敗退)

■8月2日 大阪府堺市

  ハンドボール男子1回戦(1点差で敗退)

  ハンドボール女子 2回戦進出

■8月3日 大阪府堺市

  ハンドボール女子 3回戦進出

■8月4日 大阪府堺市

  ハンドボール女子 準々決勝進出

■8月5日 大阪府堺市

  ハンドボール女子 ベスト8で敗退

  不来方高校女子の

  インターハイベスト8は初!

■8月6日 京都府京丹後市

  カヌー500mで

  女子カヤックペア、女子カヤックフォアの優勝をはじめ、6入賞

  岩手県勢インターハイの女子優勝は初!

■8月7日 和歌山県吉野町

  挙ケ女子団体 予選を通過し決勝トーナメント進出

その間、

身の危険を感じるほどの猛暑におびえ、

さっぱり、

このブログを更新しておりませんでした。

これから、再び、バリバリ行きたいと考えています。

*****

もう一度、問います。

あなたは、

来年、岩手県で開催される、

第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)や第16回全国障害者スポーツ大会の会期中に、

何をしている予定ですか?

***

インターハイ女子ハンドボール会場だった、

大阪府堺市の家原大池体育館にあった張り紙です。

観客の皆さんにご協力をいただかなくちゃいけないから、大変だよなあ…と思って眺めていました。

この体育館は、地下2階建てです。

岩手県にはないタイプですので、説明すると、

1階には、事務室とロビー、

地下1階が、観客席とトレーニングルーム、

地下2階が、メインアリーナとサブアリーナ…という具合だったと記憶しています。

はじめて、この体育館に行ったとき、

私にすれば

「ありえない」風景をみて、すっかり驚いてしまったのです。

レーニングルームが

自転車エルゴメーターをこいだり、ランニングマシンで走ったりしている

30人ほどの人で満杯だったのです。

日曜日ということもあって満杯だったのかもしれませんが、

平日でも、こんな感じで、結構、にぎわっています。

「全国大会会場の体育館のトレーニングルームが

 大会期間中に営業していて、

 一般の人たちが、そこで、わんさか活動している」

という風景は「ありえない」風景でした。

***

私は、

これまでスポーツ関係の仕事に携わってきた関係で、

国民体育大会やインターハイなどの大きな大会の会場を何ヶ所も見てきました。

そこで眼にする

地域の人たちといえば、

応援しているか、競技運営を手伝っているか、おもてなしの仕事をしているか…

いずれにせよ、

「大会に関わっている人たち」だったのです。

私は、

今回の国体や障害者大会に向けても

「大会に関わろうze」と機会あるごとに呼びかけて、

大会を成功に導くための、チョッピリのお手伝いをしているつもりでおりました。

大きな大会を開催しているときは、大会の運営がすべてに優先するから、みんなも手伝ってね…

という程の考えです。

だから、

大会運営に関係のないトレーニングルームは休業し、

大会運営の車両のための駐車場を優先して確保することは、私にすれば当然のことでしたが、

家原大池体育館で、インターハイハンドボール競技に全く関係なく、

レーニングルームで汗を流している人たちを見て、

私の考えは、正しいものではないかもしれない…ということに、気がついたのです。

国体などに関係なく、

自分のスポーツを行い続ける人たちが、たくさんいる事がもっとも大切なこと…じゃないのかな、と。

*****

もう一度、問います。

あなたは、

来年、岩手県で開催される、

第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)や第16回全国障害者スポーツ大会の会期中に、

何をしている予定ですか?

そして、

大会が終わった次の日曜日には、何をしている予定ですか?