がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

史上最多の優勝数

この写真は、何の写真でしょうか?

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インターハイの応援に行っていて、特急電車に乗りました。

京都から

はしだて」という特急にのり、

福知山で乗り換え

こうのとり」という特急で

豊岡に向かう、という行程です。

はしだて」に乗ってしばらくすると、

前の座席の枕カバー(?)に、ャPット状の布がついていることに気がつきました。

よく見ると Tickets という刺繍があります。

さっき、車掌さんが検札に来たことを思い出しました。

(ニヤリ)

福知山で特急を乗り換えると、

果たして、

こうのとり」にも同じャPットがついています。

(こうなんだな!)

ワクワクして、検札を待っていると、来ました来ました、女性の車掌さん。

(ニコッと微笑んで、

  枕カバーのャPットから切符を取って確認するんだろうなぁ。

   正解!っていう目配せをしながら。)

と期待していると、

ャPットには眼もくれず、

「切符を拝見!」と、手を出してきました。

ぎゃふん。

結局、これは、なんのャPットなんでしょうか…。

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ああ、すみません。

与太話を読ませてしまって。

さて、本題。

今日、8月11日に

近畿インターハイの山岳女子団体で、盛岡第一高校が優勝し、

このインターハイでの

岩手県選手の優勝数が「9」になりました。

具体的には

 カヌー 女子学校対抗 不来方高校

 カヌー 女子カヤックフォア500m 不来方高校(五十嵐、後藤、千葉、中前)

 カヌー 女子カヤックフォア200m 不来方高校(五十嵐、後藤、千葉、中前)

 カヌー 女子カヤックペア500m 不来方高校(五十嵐結衣、後藤可奈子)

 カヌー 女子カヤックペア200m 不来方高校(五十嵐結衣、後藤可奈子)

 陸上競技 男子やり投 長沼 元(高田)

 陸上競技 女子200m 川村知巳(盛岡第一)

 山岳 女子団体 盛岡第一高校(吉田、新里、山村、佐々木)

 ボクシング ミドル級 梅村 錬(江南義塾盛岡)

です。

で、

どこでも話題になっていないので、私がここで話題にしますが、

9つの優勝は、

岩手県のインターハイ史上初の快挙なのです。

これまでの

夏のインターハイでの最高優勝数は、

昭和45年(1970年)の、8優勝でした。

45年かかって、優勝数の更新です。

素晴らしいことです。

関係者の皆さまのご努力に敬意を表するものです。

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■気がつきましたか…その1

1970年は、岩手県で第25回国民体育大会が開催され、

岩手県が男女総合優勝を果たした年です。

その数を抜いたと言うことは

来年の希望郷いわて国体に向けての強化も実を結びつつある、という見方ができます。

しかし、

国体のための強化事業がなければ、またしばらくだめなんじゃないのか…

という心配もしています。

■気がつきましたか…その2

1970年の具体的な優勝は次のとおりです。

あ、

1970年度の冬、つまり、1971年の1月に、

盛岡工業高校が花園の全国高校ラグビー大会で優勝していますが、

夏のインターハイ競技ではないので、除いています。

 陸上競技 男子砲丸投 佐々木正三(盛岡工業)

 陸上競技 男子円盤投 佐々木正三(盛岡工業)

 陸上競技 男子学校対抗フィールド 盛岡工業高校

 ボクシング ミドル級 鈴木利明(水沢農業)

 ボクシング ヘビー級 菅原和志(水沢工業)

 ボクシング ライトヘビー級 泉田優一(花巻農業)

 登山 女子 平舘高校

 自転車 4,000m速度競走 山本和正(盛岡農業)

4競技で8優勝ですね。

今年も、今のところ、

4競技で9優勝。

よく見ると、両方で優勝を出している競技が3競技あります。

陸上競技、ボクシング、登山です。

安定している競技があって、頼もしい、という見方ができます。

しかし、

一方で、新たに台頭してくる競技はないのか、ということも感じて、

やっぱり、心配してしまうわけです。

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さあ、

来年は、いよいよ、岩手県を会場に、希望郷いわて国体、希望郷いわて大会が開催されます!

岩手県選手の活躍を期待し、

さまざまな面で、応援してゆきましょう!

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なんで、過去の優勝数なんか、わかるわけ?

という疑問をお持ちでしょうね。

この下線部をクリックすると、昭和23年からのインターハイ岩手県入賞者のリストのページに行き着きますよ。