いろいろあって、今日の昼前は、盛岡市前潟のイオンショッピングセンターにおりました。
妻と娘がウインドーショッピングをしている間、例によって、本屋さんで立ち読みです。
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本屋さんのすぐ下のホールには、たくさんの子どもたちと大人がステージに向かって、座っている。
(なんだべ〜。えっ? 「ケロロ軍曹」 ?知らないけど、すごい人気!へえ、11時開演を待っているんだぁ…)
帰ってきて、ネットで調べると、『月刊少年エース』(角川書店)で連載されていて、岩手めんこいテレビで、月曜夕方に30分枠で放送中とのこと。
もちろん見たことはないし、それよりも、『月刊少年エース』などという雑誌も知らない…。
ふぅ、中途半端な年代か。
【ケロロ軍曹グッズが我が家から出てきました。ああ、びっくり。本文アップ後の追加アップpict:up】
さて、予定の11時。
さぞや、子どもたちは大喜びするんだろうなぁ。演出なんかも、やっぱり、すごいんだろうなぁ…と、
五十の男が、子どもも連れずに、ひとり手ぶらで、人ごみの後ろから覗き込む。
(当然、怪しまれてるべなぁ…。でもワクワクする!)
MCのお姉さんがマイクを持って登場!
(あれ、ここは拍手じゃないの?)
『会場のみなさ〜ん、これからケロロ軍曹の…<略>…約束できるかなぁ〜』
(あれ、ここは、元気よく手を上げて、大きな声で「は〜い!」なんじゃないの?)
お姉さんが、元気なく下がって、さあ、始まり、始まり。
出てきた、出てきた、お待ちかねのケロロ軍曹!
(おいおい、ここは、大歓声で「ケロロぐんそ〜」なんじゃないの?)
またまた出てきた、日向冬樹!
(こらこら、ここも、「ふゆきぃ〜」でしょうが!)
お客様の様子がおかしい。子どもたちの目は輝いていはいるけれども…全くフロアの反応なし。
これでは、ケロロ軍曹も日向冬樹も、がんばれない。いいパフォーマンスを発揮できない…
そうか、ビデオやテレビを見ている時とおんなじなんだ。見方が。
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子どもたちよ…
声をかければ、舞台の上で反応するよ。
みんなが喜べば、ケロロ軍曹はもっと張り切って、いろいろやってくれるよ。
ライブでは、観客も一緒に舞台を作ってゆくものなんだよ。
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◇ライブの見方が上手ではない…ということでしょうか?
◆そのようですね。
◇これは、一緒にいる大人がやってみせるべきものなんでしょうね…恥ずかしがらずに。
◆たとえば、コンサートに行けば、カーテンコールでアンコールさせるよね。
そういうことを、伝えてゆかなければならないね。子どもたちにも大人にも。
◇そんな、他人ごとみたいに言ってますけど、
子どもたちがライブを見る機会を、どんどん作ってやることも、平藤さんの仕事でしょう!?
◆ぎゃ、ぎゃふん!
◇ところで、ケロロさんは何を運んでいらっしゃるんですか?
◆…!?
◇トラックですか、やっぱり。ケロロ「運送」って仰ってましたよね。
◆違う、違う。「運送」じゃなく「軍曹」。伍長の上、曹長の下。
◇グンソウ、ゴチョウ、ソウチョウ…?