がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

昨日の今日なのに

今日は、いわてスーパーキッズチャレンジ�Uの宮古会場にいってきました。

「昨日の今日」だから、みんな、盛り上がっているだろな…と勝手に想像して行きましたが

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中国の広州で行われた第16回アジア競技大会は、今日、閉幕しました。

岩手県関係選手は6人が出場し、3人の選手が、金メダルを獲得しました。

金メダルを獲得した選手は、

 カヌー男子カヤックペア200m:水本圭治(大正大、不来方高卒)=(カヤックペア1000mでは銅)

 ソフトボール女子:藤原麻起子(日立ソフトウェア、千厩中″驪ハ・星野女高%喧k福祉大)

 サッカー女子:岩清水梓(日テレ、滝沢村出身)

残念ながらメダルには届かなかったのは次の3選手。

 ホッケー男子:小沢和幸(名古屋フラーテル沼宮内高%結梍_業大)=6位

 ホッケー男子:長岡俊輔(名古屋フラーテル不来方高*@政大)=6位

 セパタクロー女子:佐藤雪絵(イヌイ運送、一関市出身)=1次リーグ敗退

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【その1】

今日のチャレンジ�Uでの私の役割は、子どもたちとお父さんお母さんに、事業の概要を説明することです。流れの中で、日本オリンピック委員会(JOC)という言葉が出てきます。

小学5年生を中心とする40人弱の参加者に聞いてみましたが、だれもJOCのことを知りません。

(まあ、そうだろう。でも、昨日の今日だからな…)と気を取り直して

「オリンピックやアジア大会の選手を強化したり、大会に選手を派遣したりしているところ」

 と説明し、

「ところで、

 今、中国で行われているアジア大会で金メダルを獲った、岩手の選手をあげられる人は?」

だれも手をあげてはくれませんでした。

新聞でもテレビでもあんなに取り上げてもらっているのに…と、ショックでした。

【その2】

岩手県の競技力向上という言葉が出ました。(へへへへへ、今度は、大丈夫だろうな)と

「来年、宮古でも大きなスポーツ大会がありますが、知っていますか?」と質問しました。

5〜6人に聞きましたが、皆、知らないといいます。

後ろの方に並んでいた女の子が手をあげてくれました。

「国体で〜す!」

今度はショックで唐黷サうになりましたが、グッとこらえて

「お、惜しい。国体は2016年。来年はインターハイです。

 宮古市では、この体育館でレスリング、ヨットハーバーでヨットが行われるんですよ」

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「岩手から世界に!」「スポーツの夢を叶える!」をスローガンに行っている事業のオーディションに参加した子どもたちが、

開催中のアジア大会のことや、来年の北東北インターハイのことを知らないのです。

愕然としました。

子どもたちが知らないことがどうのこうのではありません。

アジア大会の金メダルや北東北インターハイの開催が、こんなスポーツに対するモチベーションの高い子どもたちにすら知られていない…という事実に愕然としたのです。

知られていないことは無いことと同じ。当然、無いものを、目指す人はいません。

ガックリとして、またもや「世界のパン ヤマザキ」のトラックの後ろを走って帰ってきました。

さて、皆さん、北東北インターハイまで、あと、243日。頑張りましょうね。