「雨傘を横に払うて親鸞忌」(桂 信子)
今日は、親鸞忌だそうです。
親鸞の命日が季語になっているとは知りませんでした。
調べてみると、結構、多くの人たちの命日が「忌日」として季語になっているようです。
生まれた日ではなく、亡くなった日が季語になる…
生まれただけではいけません。しっかりと生きて実績を残しましょう…という程のことでしょうね。
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まんまと、やられたのかもしれません。
【その1】
母の携帯電話は、昨日まで「ムーバ ラクラクホン」、つまり、アナログ方式の携帯電話でした。
これまで何回か、
通信方式が近々アナログ方式からデジタル方式に切り替えになるために「フォーマ ラクラクホン」に変えてほしい獅フ連絡が来ていました。
この前、とうとう「(特定の機種とならば)無料で取り替える」という手紙が来ました。
これまで、
「今、切り替えれば5千円引きます」などという案内が来ていましたが、
「無料」は初めてでしたので、(チャンス逃すべからず)と、その案内手紙と母親の電話機をもって、ドコモショップに走りました。
説明を聞けば、無料で取り替えるのではなく、様々な割引を適用すれば無料になるということでした。
理論的には…ですので、私の場合は1,920円かかることがわかりました。
(だましたな!)
とは思いましたが、バッテリーが弱くなっていると母が訴えていたことを思い出し、
さらに、
ャCント1,900円分を使えば、現金21円(税1円込)で新機種になるとのことでしたので、結局、取り替えることにしました。
ちなみに、
母の電話機を取り替えてから、私の電話機のバッテリーもかなり弱くなっていたことを思い出し、バッテリー交換について聞いてみると「無料でご自宅にお送りいたします!」だそうです。
結局はバッテリー交換だけなら無料でできるようでしたが…
(mova→fomaは、結局、得だったのかなあ、それともうまくやられたのかなあ…)
【その2】
お歳暮を選びにデパートに行きました。今日までに注文すると、「お買い物ャCント」をいつもの5倍にしてくれるというのです。
やっぱり(チャンス逃すべからず)です。
チョコレートの詰め合わせにすることにしました。
妻と2人で値段や大きさをあれこれと話をしながら、商品が決まりました。
(じゃあ、あの人とあの人とあの人には、これを贈ろう!)
その瞬間、
陳列棚の端にじっと立っていた女性が、爪楊枝に刺してチョコレートのかけらを差し出しました。
これが、やわらかめのチョコレートで美味しいのです。
(おいしいね。やっぱり、これでいいね!)と2人で確認すると、その女性はこう言いました。
「今ご試食なさったものは、棚の逆側にある○○○社のものですよ。ほら、ここにありますよ。」
と、棚の反対側を指差しました。
結局、試食した女性が勧めるメーカーのものを買う流れになりました。
彼女の思う壺にはまった訳ですが、
お客さまをよく観察して、おそるべきタイミングで試食させ、商品を自社のものに変えさせる技能にやられたわけです。
(商売とは、こうするものなのか…。おそるべし!)