「センターコート」という、ちょっとした広場に大勢の人が集まっています。
スピーカーから流れてくる話を聞いていると、
「ドキドキ!プリキュア ダンス&握手・撮影会」が始まるところらしいのです。
開始間際に来た子どもづれのお客さんは、お子さんを肩車せざるをえません。
私は、そばのベンチに腰鰍ッながら、ぼぉんやりとしていました。
当然、お客様の様子しか見えません。
しばらく見ているうちに、とんでもないことに気がついたのです。
ショーを見ている、お客様から、
楽しい、面白いという様子が見えないのです。
まん中の水色の服を着た女の子が、
ただ一人、プリキュアと一緒に体を動かしているだけ、
踊りが終わっても、拍手をするのは、やっぱり、その女の子だけ。
(な、なんだ、この風景は!? おっかしいだろう!)
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6年以上も前、2007年の「子どもの日」に私が目撃した、
「ケロロ軍曹」のショーの様子を見た時のショックと同じでした。
その時のことはこのブログで記事にしています。
この下線部をクリックするとお読みいただけますが、一部、書き写します。
お客様の様子がおかしい。子どもたちの目は輝いていはいるけれども…全くフロアの反応なし。*****これでは、ケロロ軍曹も日向冬樹も、がんばれない。いいパフォーマンスを発揮できない…
そうか、ビデオやテレビを見ている時とおんなじなんだ。見方が。
子どもたちよ…
声をかければ、舞台の上で反応するよ。
みんなが喜べば、ケロロ軍曹はもっと張り切って、いろいろやってくれるよ。
ライブでは、観客も一緒に舞台を作ってゆくものなんだよ。
6年以上も前に、
これではいけない、と、感じたことと全く同じことを、今日も感じた。
とうことは、
自分は、感じたことを、ただ書いているだけの人、
いけないと思ったことを、思っているだけで、何の行動も起こしていない人
ということを自覚しなければいけないのです。
とにかく、カタチにしないと話にならない、ということですね。
自分は、甘い。