がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

親子馬像

【何を考えるんだろう】

岩手県競馬組合は、旧競馬会館の前にある、親子馬像『春風』の譲渡先を探しているという。

なくなる前に…と、写真を撮りに行って来ました。

「立ち入り禁止」のロープをこえて…

親馬が、なにやら言いたそうな顔をしているような気がします。ああ。

(旧競馬会館は保健所になるらしい。そのまま、県が買い取れないものだろうか…)

と、競馬融資賛成の立場を勝手にとっていた私は考えるのですが…

でも、違うお考えの方々は、この親子馬像をみても、私と同じことは考えないだろうなぁ、一体、何を考えるんだろうなぁ…と

【思い出した】

JISS(国立スポーツ科学センター)のメールマガジンを思い出しました。

タイトルが

『北海道の小さな町、美深の挑戦』

キーセンテンスの一つが

『◎目的意識を持っている人に、的確な情報が届いた時、その情報は大きな力を発揮する。』

美深は北海道の町で、スキーのエアリアルのオリンピック選手を出そうと、タレント発掘・養成を行なっている町です。

詳しくは 以前の記事 に述べていますので、ご覧ください。

メールマガジンを要約すると

 ▼美深町に約2100万円を鰍ッて、SAJ公認のエアリアルコースが新設されたのは、昨年のこと。

 ▼同時期に小学生を対象とした美深町独自のタレント発掘プロジェクトを立ち上げた。

 ▼他県、複数の大学との連携も視野に入れたプログラム展開を進め、もう一つのタレント発掘プロジェクトの形を構築しようとしている。

 ▼美深町の挑戦は、JISSから発信されたオーストラリアの種目転向に関する情報からであった。

「オーストラリアの種目転向」はオーストラリアのオリンピックを目指したタレント発掘事業の中の一つで、トランャ潟唐フ選手からスキーのエアリアルの選手を発掘したり、ビーチフラッグ(ライフセービング)の選手をスケルトンの選手に養成したりして成功している例のことです。

同じ情報でも受け手次第…「馬の耳に念仏」となるのか「渡りに船」となるのかは関係者の意識次第ということになるんでしょうね。(おっと、「釈迦に説法」の場合もありますね)

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◇よく、我慢できましたね、親子馬像。

◆そりゃ、そうでしょう。とても、とても、買えないとおもうし、置くところもないし。

◇じゃなくて、よく馬に乗らなかったなぁ、と。

 熊を見れば手を出す、鹿を見れば頭を出す、自転車を見ればのりたがる…衝動のかたまりなのに、と。

◆ず、図星!乗りたい衝動に駆られ…

 でも、車がバンバンとおっていたのと、写真をとってくれる人がいなかったので…思いとどまりました。

 そうだ、今度、一緒に行こう!「神明町で暴れ馬を!」という写真を撮ってこよう!

◇あほくさ。そんなことより、今日はバレーボールに行くべきでしたよ。

 今日の盛岡でのバレーボールVプレミアリーグの入場者は 1,332人。昨日より、およそ300人も少ないんですよ。

 ちなみに、塩竃は3,150人(第1試合)、山形は2,595人で、どちらも昨日よりお客さんが増えています。

◆9月のラグビートップリーグも、たしか1,488人かなんかで、リーグ最下位に近い観客数だったと…

 こんなことじゃ「スポーツ文化が貧困」と判断され、国内トップのリーグ戦が来なくなっちゃうかも知れない…

◇そういえば、スポーツの見かたは教育されていませんねぇ、私たち。お願いしますよ、2,016年までに。

◆いやいや、2,016年の国体の前に、2,011年に北東北インターハイがあるんだ。

 それまでには『観るのも楽しい』ことをわかっていただかないとね…