立冬とは思えない暖かさの中を、自転車で県民会館まで行ってきました。
昨日の6日から9日の月曜日まで、第47回県下高校美術展(第32回岩手県高等学校総合文化祭美術工兼W)が、岩手県民会館展示室で行われています。
絵画、デザイン、立体、工撃フ4部門で入選した462点の作品が、ところ狭しと展示されています。
素晴らしい作品がたくさんありますので、ぜひ、会場に訪れて呟いてください。
(高校生、おそるべし)と。
さて、
紫波総合高校の美術部員が出品した多数の応募作品の中から、
次の13点が入選し、
(絵 画:3年木村雄大、
デザイン:3年浅沼博貴=2点・3年伊藤晃=2点・3年鈴木孝彦・3年佐々木一気・
2年大久保公美子・1年佐々木さと子=2点・1年畠山駿也、
立 体:1年照井魁・1年中川燿)
さらに、
デザイン部門では、佐々木一気と畠山駿也が「特賞」に選ばれています。
デザイン部門の応募数は215点、そのうち入選が99点、
そして、その中から特賞に選ばれたのは11点ですから、素晴らしいことです。
おめでとうございます。
会場をぐるぐる回りいろいろな作品を見ていましたが、
絵画の展示ブースの中に、一つだけ「立体」の作品がありました。
みれば、
紫波総合高校1年の中川燿が作った「生と死と…」という作品です。
卵型の磨かれた石が3個並べて置いてあります。
なんとなく見ていましたが、しばらくして気がつきました。
(あ、影! これは「影」を見せる作品なんじゃないのかなぁ)
天井を見ると、小さな電球がたくさん配置されています。
卵型の作品の上にもたくさんの電球からの光があたります。
すると、その影は、それぞれに明るさを変え、それぞれに位置をかえ
何重にもなって卵型の石の足元を囲むのでした。
推測ですが、
指導者は「置かれる場所と注がれる光」までも想定して作品づくりを指導したのだと思います。
つまり、
岩手県民会館の展示室の階段の下の部屋では、
電灯からの光が、作品の表面に白い点となって残り、作品の足元に黒い無数の影を落とすことを知っているからこそできる作品でしょう。
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思い出しました。
4日のjiji.comで「ロンドン五輪の情報拠点に=スポーツ振興センターが現地事務所」という
ニュースが流れえていました。
日本スポーツ振興センター(JISS)は、
「国立競技場やスポーツ振興くじ「toto」を運営する日本唯一のスポーツ分野の政府機関」で、
その政府機関が、2016年のロンドンオリンピックの現地情報収集のため
大会の7年も前に現地事務所を開設した。
という記事です。
つまり、「スカウティング」が本格的に開始されたということです。
戦う前に相手の戦い方の情報を得て対策を立てる、一般的な「スカウティング」は皆さんご存知でしょうが、
現地の競技場情報や生活に関する情報を事前に入手して準備しておくことも、大変重要なことです。
JISSが、
トリノオリンピックでは、『TOMOSHIRAGA SOMEN』はお勧めできないが、『イタリア米ローマ』という品種の米はなかなかいける…などという情報まで調べていたこと、
また、
北京オリンピックでは、カヌースラロームの全コース・全選手をビデオ撮影し分析していたことについてはお知らせしていましたが、
スカウティングがなければ、選手が高い成果をおさめる事は、もはやできません。
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◇なるほど、なるほど。
件pもスポーツも「スカウティング」による情報が付加されて、さらに、高いレベルに到達する…
という程のことを仰りたいんですね。
◆それだけじゃあないんだ。
さっき気がついたんだけれども、
就職試験の面接でも「うちの会社に質問はありませんか」という問いが出るときがあることを
以前記事にしたことを覚えているでしょう。
つまりそれは、『スカウティング能力』を試されているというわけなんだよね、きっと。
◇なるほど、なるほど。
件p、スポーツのみならず、高校生の企業選択にまで「情報の収集」が、
簡単に言えば『気を配ること、心を配ること』が必要なんでしょうね。
◆ありとあらゆる可能性を想像してものごとにあたならいといけないね。
◇hirafujiさん、分かっているんですか?
だから、競馬、勝てないんですよ。
一度も競馬場にいったことのないバーチャル投票者、
つまり、スカウティングの「スの字」もしていない人の投票が、当たる筈が無いでしょう!
◆今日も、ギャフン!