がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

笛吹いて躍らせる

2006/2007 Vプレミアリーグ女子バレーボール盛岡大会会場の岩手県営体育館の様子。

観客は1,627人(第2試合)とありました。(24日:宮城が2,170人、山形が2,370人)

◆やっぱり違うねぇ…

◇そりゃ、そうですよ。日本女子バレーのトップのリーグですよ。ジャパンのメンバーもウジャウジャいるし。

◆いやいや、プレーは夏に「全日本女子紅白戦」で体験済みです。(その時の記事は こちら

◇じゃあ、何が違うんですか?

◆ところで、本物を見たことある?音を聞いたことある?

◇えっ!? それが、その、テレビで十分かと…、解説もつくし…、音だってちゃんと。

◆じゃあ、チームの応援団が、観客を巻き込み、ゲームを盛り上げる…なんてことはご存じない?

◇はっ!? 応援団もついて来るんですか?

◆たぶん、リーダーが10名足らずかな。シンセサイザーとアンプ、そしてスピーカーを2〜3本もち込んでいる。

◇10名ぐらいで試合を盛り上げるなんて、嘘でしょう?見たこと無いと思って、騙してるんでしょう?

◆で、チームを応援に来た方以外にも、

 うっかり、バックスタンドに座ってしまった人たちも巻き込んで即席応援団を組織してしまう。

◇えっ?

 ああ、バックスタンドは、野球で言えば「一塁側スタンド」・「三塁側スタンド」なんですね。

◆まとまって、座っている高校生、いい場所が空いていたと思って座っていた一般の方、

 チーム受付をとおって招待券で入ってこられた関連会社の方…結構な人数になります。

◇でも、たぶん、応援の気持ちはないでしょうね、その人たちは。

◆ビブス(ゼッケン)で色を揃える、鳴り物やチアスティック(ャ塔ンならす空気の入った棒)を持たせる…

 そして、武富士バンブーはチアガールで囲む!

◇なるほど、

 そうやって、みんなで息を合わせて仮想ごひいきを応援しながら、ゲームを観るのも楽しいでしょうね。

◆得点があるごとに、『ガンバレ ガンバレ Toray!』とか『サオリ もう一本!』とか、音楽にのって…

 お客様も試合内容も、盛り上がる、盛り上がる!

トップリーグのチーム関係者は『笛吹いて躍らせる』ためのノウハウを持っているんですね

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昨夜は、ラジオに出ていただいた白澤さんと、八幡町界隈。

2軒目に行ったお店は、山本サツ子さんという民謡歌手が、たぶん、ママさん。

しばらく飲んでいたが、突然

「はぁ このや だんなさまぁ…」と、サツ子さんがカラオケで南部俵つみ唄を歌い始める

実は民謡歌手の民謡を生で聞いたのは初めて。

高い音域になると、どっかに連れて行かれそうな気がしました。

これも、ライブに限るんでしょうね。

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◇そういえば、ついこの間出された、日本体育協会 『国体の今後のあり方プロジェクト提言骨子』 の中に

『地域住民のイベント観戦や日常的なスポーツ活動(スポーツクラブ等)を念頭に置き、

「使いやすく、見やすい」施設ガイドライン等の策定を検討する。』

 とあったような気がします。

◆よく勉強しているね。そのとおりです。

 たぶん、『見やすい』施設という表現は初めて入ってきたと思います。

◇このブログに何回も出てくる「観客もゲームの一員」ということですよね!

◆くぅ〜、泣かせるねぇ。

 褒めていただいたお礼に、これをあげる。明日、県営体育館でバレーボールを見てきなさい。

◇あら、いいんですか。入場券いただいたりして…

◆はいどうぞ。

◇えっ!?何ですかこれ?

Vリーグのパンフレット(プログラム)だよ。

 これがないと、どれが誰で、誰がどれかわからないよ!買えば千円もするよ。

◇(け、けちんぼ!)