がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

おとな環境作戦も

一昨日、某大学のホッケー関係の先生としばらく話をさせていただきました ホッケーは、失礼な言い方ですが、競技人口のそう多くない競技です したがって、チームをもっている大学に、他県から『選手を紹介してくれ』とのオファーが、しばしばあるとのことでした 具体的には、その県に就職先を斡旋し、さらに、ホッケーを続けることのできる環境を保障するという条件だそうです 1月10日の「チーム青森作戦も」にも書きましたが 私は『一流の選手が活躍できる環境を提供することも、その県の力である』と考えていますし、『残念ながら、今は、その力をも持っていません』と思っています 小学校から大学まで、一貫して岩手で育てた選手を、他県に連れていかれるのは辛いものがあります 他県の例を見ると ●特定個人(特定企業)が選手を支えていると思われる例 トリノオリンピックでは、青森県秋田県が地元出身選手を地元企業の所属で出場させています  ◆福田 修子(クロスカントリー大鰐町出身、弘果レーシング)  ◆畠山 陽輔(コンバインド、大館市出身、秋田ゼロックス) 弘果(弘果弘前中央青果株式会社)のサイトには、マーキーで女子スプリント団体で8位に入った福田選手の応援メッセージが流れているのみで、スキーのことは書いてありませんが、もう一人クロスカントリーの女子選手がいました(福田選手はSAJランク1位、もう一人の選手は同4位) 秋田ゼロックスは、なんと、秋田ゼロックススポーツスクエアというスポーツ施設を所有しているほか 昨年の国体では、陸上競技入賞者女子2名、スケート入賞者1名がいました さらにビックリ。社長さんは秋田県体育協会の会長でした ●組織的に選手を支えていると思われる例 また、新潟には『新潟県社会人スポーツ推進協議会』←(新潟県体育協会のサイトからたどる)が組織され、社会人のスポーツ活動を支援しているそうです たぶん、雇用の開拓とかもやっているのでしょう 協議会の構成は、会長に県体協会長(=県知事)、副会長2名・幹事長は企業のトップ、幹事には企業トップが10人・競技団体が2人・体協と行政が各1となっています もちろん、新潟総合学院理事長の池田弘さんもおられます さて岩手県は なんとかして、社会人選手の活動条件を整備してゆかなければ、おいて行かれます 過日、高校の強化指定校が発表になっています。指導者も長期配置するとのことでした(岩手日報のサイト) 次は『社会人を活躍させる環境』に手を!というところでしょう どちらの方法(あるいはミックス)を考えるにせよ、皆さんのサメ[トが必要です きっと『機運醸成』『みんなの盛り上がり』が、追い風になるのだと信じています