がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

10分弱だけど一生に一度の「歓迎ビデオ」

見出し画像

令和3年度全国高等学校総合体育大会 第71回全国高等学校スキー大会(スキーインターハイ)は、2月6日から10日まで、岩手県八幡平市で開催されます。
秋口は(雪が降るだろうか)と心配しましたが何の心配もなく、
しかし、
冬になって感染症の陽性者が増加して(どうなるだろう)と心配していましたが、無観客での開催方針で準備が進んでいるようです。

しかし、昨日1月28日に、実行委員会は「開・閉会式を中止、表彰式の開催内容を変更します」という決定を公表しました。(公表は→ ここ )
競技を成立させ、高校生の部活動の成果を競い合う機会を大切にしている姿勢がよくわかり、現段階では「最善」の決定だと、私は考えます。

ところで、
実行委員会のサイトに載っていた「高校生活動」はどうなるのだろう…と思ったのです。
高校生活動としてまとめられているページは、3項目ありました。

 ■高校生活動
 ▽ポスター・スローガン・シンボルマーク
 ▽歓迎ビデオ
 ▽会場装飾

ポスターやスローガン・シンボルマークはすでに、皆さまの目に触れ、もう活用されています。
また、
会場装飾のお花は、開会式・閉会式会場には飾られませんが、
種目別の会場や、表彰式で、規模は小さくなるものの、大会に花を添えてくださるでしょう。

さて、歓迎ビデオ…
式典要項を見ると、開会式で10分弱の上映が予定されていました。

画像
https://www.city.hachimantai.lg.jp/uploaded/attachment/11978.pdf

閉会式には、ビデオの上映予定はありませんでしたから、高校生がつくった歓迎ビデオは「開会式一本勝負」だったのです。

さらに、
実際に何分上映されるのかわからないのですが、式典の次第の中で最も長い時間がとられているのが、8の祝辞の2人で10分ですから、
私は、
開会式の中で最も長い時間を使うものは「歓迎ビデオ」だと、勝手に思っています。

つくった高校生は一生懸命につくったのに、映っている人はさまざまな活動を紹介してもらったのに、ほかの人に見てもらう機会を失ったのだろうと、私は、思っています。
両者にとって、とても残念なことだろうと考えます。

でも、
映像が出来上がっていれば、Web上で見てもらうことができるんじゃないか…

選手たちは、日ごろの成果を発揮する場所が与えられました。
たぶん一生に一度の高校生活動に参加した生徒たちにも、その成果を皆さんに見てもらう場を、感染対策が万全であれば、作ってあげるべきだろうと思います。
(これが、全国の高校生を歓迎しようとして作ったビデオだよ)
と、Webで公開すれば、それができそうです。

きっと素敵なビデオでしょう。

あ、もう計画していたらごめんなさい。

【おまけ】
東日本大震災津波岩手県に大きな被害をもたらした2011年は、
岩手県で夏のインターハイが行われた年でした。
しかし、
沿岸の宮古市で行われる予定だった、レスリング競技とヨット競技は開催できる状況になく、
それぞれ、岩手県八幡平市秋田県由利本荘市に会場を移して開催されました。
その時も、
準備していた宮古市の高校生の出番を設けてくださった方々がいらっしゃたのです。
しみじみ、思い出しています。

◆その1

◆その2
二つの開催地タッグ、ヨット開会式 宮古、本荘高生が進行
yuriyotto.pdf (teacup.com)