がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

聞かれなかったけど言いたかったことⅡ

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今日は、第77回国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会の開始式でした。
会場は、栃木県日光市

万全の感染対策で、開始式も規模縮小。
都道府県からの参加は、本部役員1人と旗手の選手1名の2名のみ。
さびしい。
でも、栃木も、まん延防止等重点措置区域になったほどの状況で、
開催できるかどうかという心配すらあったので、やむをえません。

そのせいでしょうか、地元紙の取材がなかったのです。
来てもいないかもしれません。
毎年、開始式で総監督としての私の想いと、すべての選手を代表して旗手の役割を果たした旗手…今年は、スピード成年女子の星野帆乃華さん(日本体育大学4年、盛岡農業高校卒←葛巻中)でした…の決意を新聞に載せてもらっていたのです。

聞かれたらこう答えようとおもっていました。

■準備・運営の方々に感謝する
 こんな時に、スケート・アイスホッケー国体ができるのか…と、誰もが思っていたでしょう。
 でも、感染拡大防止に人を割いて、何としても、第77回のスタートとなるこの競技会を開催し、成功させようと力を尽くしている地元の方々や、関係競技団体の皆さまに、心から感謝する。
 もうすぐ岩手県八幡平市で開催される、スキーインターハイもそうだが、このような時に、「きまり」で従来の形式にのっとって行わなければならい部分がたくさんある大会をしてもらうことの負担は、とても大きい。
 足を向けては寝られない。

■選手の皆さんに敬意を表する
 ここ2年ほど「これまで」の練習ができなかったと思う。
 そんな中でも、力をつけ、県代表を勝ち取って国体に参加したり、会社や学校から(いってもいいよ)と認めてもらうような行動・活動を行ってきたりした方々が、選手として出場する。
 いつにもまして素晴らしい選手たちが出場する大会だと考えている。
 これまでに敬意を表するとともに、今日からの競技に存分に活躍して私たちを元気に明るくしてほしい。

■どんどん大きくなって巣立っていってほしい
 目標競技得点は昨年と同じ57点としている。
 ご存じのとおり、スピードスケートのジュニアワールドカップ、ジュニア世界選手権に出場するため、国体に参加しない選手がいる。
 そのため、国体の競技得点が減ることは否めない。
 しかし、選手がどんどん大きくなって世界に巣立ってゆくことは、スポーツ振興の面から好ましいこと。岩手から世界を…という目標を達成した人たちをお手本に、子どもたちが頑張ってくれている。
 足りなくなった得点は、チームでカバーしてくれると信じている。
 国際大会でも国民体育大会でも、岩手の選手はがんばっているということを、皆さんに知らせるチャンスでもある。
(スキーでも、クロスカントリーのジュニア世界選手権に選ばれた選手がいる。これも、同じこと。)

【参考】
8月にも、同じ題名の記事を書いています。
もはや、私は、聞きたい人ではなくなっているのかもしれないけれど、
運営者や選手が素晴らしいのだ…ということを、今日も、お知らせしたいのです。
■8月の記事↓
聞かれなかったけど言いたかったこと|平藤 淳/HIRAFUJI Jun|note

がんばりますよ、がんばりましょうね!