がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

非常階段 降りるか上るか

昨日、9月1日は「防災の日
その日の、宮城県の新聞・河北新報にこんな記事がありました。

「命のらせん階段」で社員研修 防災の日に教訓伝える
〈略〉同市(注:宮城県気仙沼市)脇地区にあるビルは3階建てで気仙沼湾に注ぐ大川に近く、震災時は約30人が建物外側のらせん階段を上って屋上に避難し、津波から逃れた。〈略〉
 https://kahoku.news/articles/20210901khn000040.html

■機能はふたつ
写真を見ると、らせん階段は「非常階段」としか見えません。
そして、
私は、非常階段の用途は、建物から地面に避難することしか頭にありませんでした。
確かに、
東日本大震災津波の時は、屋上に避難して助かった…という人お話を聞いたことがあります。
今の今まで気づかなかったのですが
非常階段には、地面から建物に避難させる機能もあったのです。

■スポーツは「上る」という考えが主流
スポーツでは、今でも、上部大会があるからその予選をしなけらばならない…という傾向にあるような気がします。
「上る」という考え方です。
でも、地域地域の状況に応じて、上部大会に関わらないスポーツ活動があってもいいのではないかと、最近、考え始めました。

ポーカーには、長い目で見て、今の勝負を「降りる」という選択があります。
スポーツも、大会を勝ち進む「上る」だけではなく、世界につながるトーナメントから「降りる」考え方があってもいいと考えています。
具体的には、
自分たちで、お互いの「よい相手」「よい時期」を選んで試合をして力を試すのです。
いかがでしょう。