【06/01のnote記事の再掲】
■浄土ヶ浜「さっぱ船遊覧」
昨日・5月31日はとても良いお天気だったので、突然、
岩手県宮古市の
浄土ヶ浜に行くことにしました。
家のものが何度も乗りたがっていたけれども未遂に終わっていた「さっぱ船」にのり、「青の洞窟」を見ることが主目的。
青の洞窟(さっぱ船遊覧) 浄土ヶ浜マリンハウス
三陸復興国立公園 浄土ヶ浜でさっぱ船遊覧、貸しボート、釣りが楽しめます…
j-marine.com
目的達成です。とてもきれいな青い水の洞窟を堪能。
おまけに、
浄土ヶ浜の風景を模した「
浄土ヶ浜おにぎり」の昼食まで。
大満足の一日でした。
移動規制が解除されて、
岩手県に来られるようになったら、皆さま、どうぞ風景も食べ物もおいしい岩手にいらっしゃってくださいませ。
お待ちしております。
■ウミネコが来ないわけ
浄土ヶ浜には、小さな「さっぱ船」や大きな「定期遊覧船」があります。どちらも海に出るとたくさんの
ウミネコがついてきます。
乗客は、事前に買い求めた「
ウミネコパン」や、券売所で(特別プレゼント!)と言われて全員がもらう「
かっぱえびせん」を
ウミネコにあげます。これがまた楽しいのです。
しかし、こんなニュースを耳にしていました。
「先月24日から1か月以上も休止していたせいか、客が与えるパンを求めて群れをなす
ウミネコがはじめはほとんど集まらず、そのうち思い出したかのように船を追いかけていました。」
1か月以上休止でウミネコも忘れた? 浄土ヶ浜遊覧船が運航再開/岩手・宮古市 IBC NEWS
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、岩手県宮古市の観光船、浄土ヶ浜遊覧船が30日、運航を再開…
news.ibc.co.jp
(なるほど、感染拡大防止のための営業中止が、
ウミネコにも影響したわけだ…)
■船頭さんからの話
7人乗りの小さな「さっぱ船」の一番後ろの席に座りましたので、船外機を操りながら案内をしてくれる船頭さんには、最も近いベストャWション。
船からでなければ見えない風景や、船に乗っても見えていないものをていねいに教えてくださいます。その声がよく聞こえますし、質問もできるのです。
ウミネコが少ないという話になりました。
船頭さんと私の間のひそひそ会話です。
ニュースで小耳にはさんだ理由を受け売りすると、船頭さんは「それは違う」と言います。
「
今は産卵期だから。毎年、今頃は少ないよ、ウミネコは」
5・6月が産卵期で、5月に孵化がはじまり6月にかけてひなが生まれる時期なのだそうです。
ウミネコに船を追いかけている暇はないのです。
■理由を感染拡大のせいにしがち
どうも最近、判断力が鈍ってきているようです。
いろいろな出来ごとの理由を、考えることを省略して、すぐに「感染拡大防止」に結びつけます。ニュースなどで目にするものでも「コロナウィルスの影響」とあれば、疑いもなく信じます。
本当にそうなのかをきちんと考えること…
これも「新しい
生活様式」に入れなければならないな、と考えた、さっぱ遊覧でした。
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