Thinking about how the organization should do.
Inspired by Seminar organizing by younger persons.
スポーツに集まる人たちを笑顔にするために、
自分たちでグループを作り、素晴らしいことを行って成果をあげている20才代、30才代の方々がいることを知りました。
既存の組織が今の状態では、でき得ない、することが極めて難しい、しようとも思わないことを
(きっと、私が見ていないところでご苦労されているとは思いますが)
簡単にやってのけているように見えるのです。
スポーツといえば、
日本全体を統括する団体から個別のスポーツチームまでの
ピラミッド型の組織運営がなされているというイメージなのですが、
私たち既存組織の住人は、
世界チャンピオンを岩手県に呼んできて子どもたちの目の色を変えさせている
彼らが行っているようなことに対して、
どうお手伝いすれば良いのか、どんな邪魔をしないようにすれば良いのかを考える必要があるのです。
しかも、急いで。
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先月のソフトテニス世界選手権で優勝した、つまり、世界一のプレーヤーをお呼びしての講習会があったという記事が、岩手県の新聞・岩手日報に載っていました。
これ、岩手県ソフトテニス連盟や岩手県高校体育連盟、中学校体育連盟などの組織が行なっているのではなく、
「ソフトテニスコーディネーター」という個人が主催しているものだったのです。[→Link]
世界チャンピオンをお呼びしたうえ、
フィジカルトレーナーを、東京と神奈川からお二人、
県内で活躍しているメンタルトレーナーをお二人呼んで、
自ら手をあげて参加した100人ほどの北東北の中学生、高校生に対して、ソフトテニスを上達させ、笑顔にしてあげる…ということを、
個人が行なっているのです。
いや、
できる人が県内にいるのです。
いろいろな見方、考え方があるかもしれませんが、
私は、とんでもなく素晴らしいことだと考えます。
「事業は組織」という考え方は捨て去らなければいけないのです。
そして、
組織は、このような時代に何をすれば良いのか、何をしてはいけないのかを、一度、立ち止まって考える必要があるのです。
出る杭を伸ばす方法…でしょうか
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昨夜、ペップトーク関係の皆さんのセミナーにおじゃましました。
内容をよく確認せずに参加してびっくり!
世界チャンピオンの中本圭哉さんが参加しているではありませんか!
ペアワークもしっかり実施され、その姿勢には世界を制するとはこういうことだ…というオーラがただよっています。
素晴らしい方です。
中本さんのペアワークのお相手の一人に、岩手県のソフトテニスの大人の選手がいました。
発表の際に、その人について表現した言葉に驚いたのです。
「勝っていない選手」
世界で一番の選手から見たら、失礼ながら、弱い選手・下手な選手…なのですが、
そうは表現しません。
私には、
「まだ」勝っていない、「これから」勝ってゆく選手なのだと…いう意味が込められている「勝っていない」だと聞こえました。
やっぱり、世界一の方です。