日本体育協会のサイトに
第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)の会期前実施競技である、
水泳競技の情報が掲載されていました。
そのなかには、
各選手団のコメントが載っています。
この前、
「一方、という視点」という記事で、
4月の熊本地震で大きな被害を受けた、熊本県や大分県の選手は、
そもそも、参加してくださるのか、参加するとすれば、どういう気持ちで参加なさるのか…
ということを知りたいのだ、
というほどのことを書いています。(この下線部タップで読めます)
当然、早速、読んでみました。
ほっとしました。
でも、
「コメント 選手団のPRなど」
という欄の記述を見て、
愕然としています。
岩手県選手団に。
***
熊本県選手団は
全国からの支援に謝意を表わしています。
一方、
岩手県選手団は
「職場や学校の仲間、家族や応援してくれた多くの人」への謝意を述べています。
悪いことではありません。
多くの方々のお世話になっているのは事実です。
でも、
いろいろな経緯を経て、
この国体を開催する岩手県の選手団として、
これで十分なのだろうか…と感じているのです。
希望郷いわて国体のスローガンは
「広げよう 感動。伝えよう 感謝。」
感謝を伝える先は、どこだったんだろうか…と、
昨日の記事ではないのですが
「あらためて、確認する」必要があると、
私は、
考えます。
ちなみに、
岩手県実行委員会のスローガンの説明にはこうあります。
***
岩手県選手団がんばれ、
熊本県選手団がんばれ、
大分県選手団がんばれ、
そして、
希望郷いわて国体の成功を祈る
という気持ちに偽りはないのですが、
(やっちゃったなあ、岩手県選手団…)
という気持ちも併せ持っています。
本大会の総合開会式まで、あと31日。
「あらためて、確認」しながら、
本大会の選手団コメントでの挽回をお願いします。
がんばりましょうね!