がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

はっちスピリッツ

お盆休みは、すっかり休んでしまいました。

豪雨災害で被害を受けられた方々には、心からお見舞い申し上げます。

お手伝いにもゆかず、遊んでばっかりいてすみませんでした。お詫びのしるしに、今日の風景を差し上げます。

はい、今日の南昌山。煙山種苗の「ひまわり」つき。

岩手県矢巾町からの写真ですが、行く途中の道路は、この前の豪雨で陥没したまま(あ、迂回路があります)という状況です。

まだまだ、これから…です。

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この一週間のことは、後ほどじっくりとお知らせしますが、

一昨日、行ってきた

青森県八戸市八戸メ[タルミュージアム「はっち」について、少し書きます。

「はっち」については、このブログの、「ソウゾウ開化」「ソウゾウ開化�U」で皆さんにお知らせしたとおり、素敵なコンセプトで運営されている施設で、私は大ファンなのです。

今回は、帰省してきた娘に見せてやる! という口実で訪れました。

実は、「はっち」のコーディネーターの柳沢さんとは、リアルではあったことのないのですが、私も妻も「facebook友達」としてつながっていました。

facebookで行くことをお知らせしたならば(受付にお寄りください)との連絡でしたので、

かましくも、受付でお声を鰍ッさせていただきました。

イベントの関係で和服姿になっていた柳沢さんが、わざわざ受付まで、大きな封筒にズッパリと詰まった資料を持ってきてくださいました。

本当に恐縮しておりますし、本当に感謝しています。

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写真の中央に「トースト」のようなものが見えますか?

「はっち」には『はっちリトルプレス「はちみつ」』という、広報誌のような性格の印刷物があり、

「はっち」のサイトの中の「はちみつ」ページでは、こう説明がなされています。

八戸メ[タルミュージアム「はっち」って、ものすごくたくさんの機能や魅力があって、一見わかりにくい・・・

でも、関わる人や団体のアイデア次第では、さらにその拡がりが生まれるところなんです。

美術館や博物館のように使われ方が決まっている施設とは考え方が違っていて、

八戸の新しい魅力を創り出すには、できるだけ使い方を限定しない方がいいのではないか?

つまり、いろいろな得意分野の人たちが「はっち」に集い、八戸の歴史や伝統を大事に想いながら、新しい価値を生み出していく・・・

そんな「はっち」のおいし〜い発明を、『はちみつ』は少しずつご紹介していきます。

八戸のいいところは、ひと言で言い表せないこと。

はっちリトルプレス『はちみつ』は、

色とりどり、多種多様な人を通して、八戸の無限の可能性を予感させる・・・

そんな“はっちスピリッツ”を読み取っていただければなあという想いで発刊します。

中央に置いた「トースト」は、2010年6月に発行された、その創刊号です。

創刊号のほかに、2号、3号と最新13号が封筒の中にありました。

(創刊からの3号を、この私にくださったのかぁ…)

こんな貴重な資料を、岩手のどこの馬の骨ともつかないオヤジにくださったのです。

本当にありがたいことです。

しっかり勉強しなければなりません。

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と、読み始めて、不思議なことに気がつきました。

2010年6月の創刊号の発行者は「八戸メ[タルミュージアム開設準備室」

2013年6月発行の最新13号の発行者は「八戸メ[タルミュージアム

調べると、「はっち」の開館は2011年2月11日。

施設が開館する8か月も前から、広報誌が刊行されていたのです。

先ほどの、引用文の結びに、こうあります。

“はっちスピリッツ”を読み取っていただければなあという想いで発刊します。
8ヶ月も前に広報誌を発行することを手始めに、プレオープニング事業を計画的に行い、市民の皆さんに「はっちスピリッツ」を理解していただく…

恥ずかしながら、

私は、こんな発想を持ち合わせていません。

一昨日いただいた、

「2010.6・012.3 メ[タルミュージアムはっちの歩み」という厚い本に載っていた

「プレ・オープニング特別事業」の流れと目的のチャートを抜いてご覧いただきます。

どうでしょうか。

単に「施設ができること」が目的ではないことは、明らかです。

私たちも、

2016年に岩手県で開催する第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)と第16回全国障害者スポーツ大会(希望郷いわて大会)は『通過点』であると捉え、皆さんに説明しています。

『通過点』なのであれば、

どこに行くための「通過点」であるのか、どこから来た「通過点」なのかを、明確に説明しなければなりません。

私は、現段階で、準備できていません。急いで、がんばります。

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書いているうちに、気がつきました。

私たちは、大会まで、あと3年、あと3年…と言っています。

でも、

国体を契機としたスポーツ振興、とか、国体を通過点としたスポーツ振興、とかを標榜している以上は、

国体が回ってくるまでの「あと50年」が計画期間の「岩手スポーツスピリッツ」を考えて、そして、皆さんに示さないといけないんじゃないのかな…とも感じてきました。

妄想でしょうね、これ、きっと。

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「はちみつ」の意味って、「はっち」+「Meets」なんだろうな…と考えています。