博物館の昭和展
「がんばろう!岩手のスポーツ」が久しぶりにお送りする『岩手スポーツ検定』(級外問題)です。
【問題】
この「たばこの自動販売機」は、今、どこに、あるでしょう。
【ヒント】
▼今の場所にあるのは、たぶん、5月26日(日)まで
▼まん中の「たばこ」には中央に「国民体育大会マーク」
▼入館料、300円
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先週、岩手県立博物館の人が、お二人、私の事務所にお見えになりました。
お二人は、私も以前からよく存じ上げている方々で、元気な私の「お見舞い」と企画展の宣伝に来たのだそうです。
実は私、去年の11月の無料開放日に「アロサウルス」を見に行ったりしているのですが、そういうイメージをお持ちではないようで、見に来てね!とおっしゃいながら、今、県立博物館で行われている企画展のチラシを置いて行ってくださいました。
「いわての昭和モノがたり―戦後復興の軌跡、震災復興への希望―」
行かないわけにはいきません。
今日は何の予定もなかったので、午前中に妻といってきました。
入場料は常設展示と企画展のどちらも見られて300円。お得です。
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パンフレットには載っていないのですが、意外にも、昭和のトピックとしてスポーツが取り上げられています。
「戦後の軌跡」として、昭和20年から昭和64年までの45年間分、各年のニュースが一つだけ示されているのですが、スポーツに関係するものがあげられている年が
■昭和37年 盛岡工業高校ラグビー部が国体で優勝
■昭和39年 東京オリンピック開催
■昭和45年 岩手国体の開催
の3年分もありました。
特に、
昭和45年の国体の資料は、結構、展示されていて、見応えがあります。
さらに、
新日鐵釜石ラグビー部の全国制覇に関連する資料も展示されるとともに、2019年のラグビーワールドカップ釜石招致関連の展示もあったりと、思わず声をあげてしまう場面もありました。
どうぞ、スポーツ関係の皆さんも博物館に足をお運びになって、昭和の岩手のスポーツを振り返ってみてはいかがでしょうか。
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【クイズの答え】
岩手県盛岡市上田松屋敷にある岩手県立博物館の企画展示室に展示されている「たばこの自動販売機」
ちなみに、真ん中のたばこを拡大すると、こうなっています。
でも、
機械ではなくタバコだけが、昭和45年当時のものと思われます。
だって、たばこの下の値段表示が「230円」。
調べてみると、ハイライトは昭和45年3月に80円に値上げされたということがわかります。