道路際の「りんごの木」が、
みるみる、緑色になってきました。
思わず、車をとめてみると、
花がほころび始めています。
♪ りんごの 花ほころび 川面に かすみたち ♪
ああ、「カチューシャ」の季節は今頃だったんだなぁ…
もう少ししたならば、
満開のりんご畑の写真をご覧に入れます。お楽しみに!
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私は、2016年に岩手県で行われる第71回国民体育大会のスローガンを
『挑戦!いわて国体 〜140万の可能性〜』とすることに、勝手に決めました。
とは言うものの、
自分はスポーツをしない、そのうえ、家族のだれもがスポーツをしない、という環境にある人は何に挑戦すればいいのか…
どうせ、hirafujiのお得意「大風呂敷」だろうと思っておられる方々のために、
1970年(昭和45年)に岩手県で行われた第25回国民体育大会での岩手県の人たちの「挑戦」を、
「39年前の挑戦」と題して、数回、お伝えすることにしました。
(岩手県体育協会業務課のブログに載ったものですが、載せた人の許可を得て再び掲載します(笑))
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39年前の挑戦(その3)
秋季大会総合開会式時に行われた、
『軽い体操』の写真です。
ものすごい数のお客様に圧唐ウれます。
(グランドレベルにも入れていたんですね)
【参考】
秋季大会のレクリェーション・集団演技はこんなにありました。
8:00 開門
<場内レクリェーション>
9:25〜9:39 みんなで歌おう(北声会合唱団、60人)
9:40〜9:50 少年ラグビー(盛岡ラグビースクール、40人)
10:00〜10:59 郷土紹介(駒踊り、民踊、鹿踊り、鶏舞い、538人)
11:02〜11:29 ふるさとの歌(北声会合唱団、60人)
11:31〜11:41 軽い体操(示範者:岩手女子高校、17名)
11:47〜11:54 間奏音楽
<集団演技:式典前>
11:55〜12:11 みちのくの空にひびけ(鼓笛部:小学6年、2,730人)
12:11〜12:22 チャグチャグ馬っこ(幼児部:幼稚園児、1,900人)
<集団演技:式典後>
14:37〜14:52 わらしっこ(小学校部:小学4年、2,690人)
14:52〜15:08 山脈(やまなみ)にはばたく(中学校部:中学2年、2,465人)
15:08〜15:22 こがねはなさく(婦人部:盛岡市、1,300人)
15:22〜15:31 郷土券\・鬼剣舞(青年部:和賀町・江釣子村・北上市、128人)
<場内レクリェーション>
15:45〜15:59 郷土民謡紹介(唄い手2、伴奏8名)
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さて、今日は「報告書」の中から岩手女子高校2年鈴木節子さんの『「軽い体操」に出演して』という回顧文をご紹介します。
「軽い体操」に出演して 岩手女子高校2年 鈴木節子
演技時間がわずかに十数分間の軽い体操。しかも、たった一回きりで終わってしまう演技に何回となく練習をつんだあの日々に、ちょっと、ぐちと不平をこぼした私でした。しかし、文字通り国体を開催し、無事に終わった今、「精一杯努力した」という自己満足感と、国体演技での呼吸の合わせ方の重要性が得られて、国体参加にとってすべてプラスであったし、また、これは生涯にない貴重な体験だったと思われます。
思えば人前にでての練習にもかかわらずやはり本番だということが体中にのしかかったのであろうか。出番数分前から急にソワソワして落ち着かなくなった私でした。深呼吸を何度も何度もして気をまぎらわし、観客に圧唐ウれないように努めた私。
真赤なワンピースを着て、白いシューズをはいて、緑の芝生で行なった。それがちょっと誇らしかった私。そしてあの時の大観衆の熱気と興奮とが、はっきりと、しかもあざやかに記憶によみがえってきます。このことは、将来の良い思い出として、わすれずに、しっかり脳裏にやきつけておこうと思っています。
国体が成功した今、その理由として、一人一人が自分が受け持った仕事を責任持って、りっぱに果たしたということが、なによりも成功につながる条件であったということを強く強く体験した。私たちの出場が国体開催の何百分の一でしかなかったかも知れません。でもそのわずかな力が何倍にもなって私の心を動かしてくれたのです。
この年に私が高校二年であったこと、そして17才であったこの事を、将来、家族に話してやれる楽しみとして、大切にしていきたいと思います。
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◇いいお話ですね。
「私たちの出場が国体開催の何百分の一でしかなかったかも知れません。
でもそのわずかな力が何倍にもなって私の心を動かしてくれたのです。」
◆「可能性に挑戦した人」でなければわからないことを得たんだよねきっと。
◇ところで、何に穴が開いたんですか?
◆えっ、穴なんか開いてないけど…なんで?
◇題名が「穴、ャcリ」
◆ちがうよ。" An Apple Tree "だよ。
◇あ、「アナャvリ」の兄弟作!?