がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

お客様とファン

今夕の岩手山。綺麗です。

が、実は、夕日と雲がきれいなんですよね。こういうことってよくありますよね。

**********

国体の様子をご報告する…というお約束をしていましたが、

去年、総合開式後に行われた行事会場で、デジカメを警察の方に取り上げられた(うそ。一時、預かってもらった)ことを思い出し、今年は、持って行かなかったことに気がつきました。

(困ったなぁ…)と思っていると、選手団顧問として国体に参加された、岩手県議会議員・軽石義則先生のブログにたくさんの写真とともに、開会式と山岳競技の様子が紹介されていました。

スタンドから開会式を、全部、ご覧になっての記事です。

選手団として行進する私たちとは違う角度からご覧になっていて、とても参考になりますし、力強い応援を頂いたような気がしています。

ありがとうございました。

**********

facebookの記事を読んで、ガツンと一発、大きな衝撃を受けました。

昨日の夜にアップされた、大会を運営なさった方のものです。

‎2日間にわたって開催された、2012FUTSAL APPICUP予選大会!

撤収作業を終えて、いま帰宅…

参加して一緒に大会を作って下さった選手の皆様と、支えてくださったスャ塔Tー各社様に心より感謝申し上げます。(以下、略)

選手が一緒に大会を作る…

私は、これまで、そんな表現をしたことがありません。

恥ずかしながら、そう感じたことが、なかったからです。

「する」人はする、「みる」人は見る、「支える」人は支える、という事がそれぞれ人の役割で、それらを別々にとらえていたようです。

選手も観客も運営者も関係なく、集まった人が、みんなで一緒に大会を作る、

言葉をかえれば、『素敵な「場」』をつくることを目指している方々がおられるのです。

今日、気がついてよかったと思います。

見習うことにします。

*****

さっきの記事を読んで、秘密にしておこうと思っていたことをお話します。

「お客様」と「ファン」のこと…です。

25日の午後に、

国体出発を間近に控え、県議会の開会直前という状況にもかかわらず、

またまた、休暇を頂いてしまいました。

重ね重ねお詫び申し上げます。

勉強に行ってきたのです。

ブランディングに関するものです。

あっ、と思ったことだけをお知らせします。

講師の村尾隆介さんの「提案」は

『商品・サービスのだけではなく、会社自体を「ブランド化」していく…ということ!』

でした。

これが

『不安定でスピーディーな時代に有効な発想』なのだそうです。

そして、

『会社自体のブランド化=ミュージシャンのビジネスモデル』と、示されました。

そしてこういう説明です。

ミュージシャンには、お客様ではなくてファンがいる。

ファンは、

新しいアルバムが出ると聞くと、試聴もせずに予約して買ってくれる。

ライブやイベントがあれば、遠くても足を運んでくれる。

そして、他の人に「素敵なミュージシャン」を広めてくれる。

さらに、

iPhone5」の予約状況・売れ行きを例に出して、アップル社の会社自体のブランドを説明してくださいました。

なるほど!

そしてこうです。

お客様とファンは違う。ファンを育てよう。

商品スペックと価格だけを知りたい人 = ただのお客様

会社やスタッフについて知りたい人  =「お客様」から「ファン」へシフト中の人

「お客様」が信頼を寄せてくださる会社が「ファン」を獲得できるようです。

お聞きしながら、

岩手のスポーツファンはどれぐらいるのかな、

いや、地理的なハンディを持つ岩手だからこそ、ファンを育てて行かなければいけないな…と考えました。

岩手スポーツの魅力と信頼を高める…がんばりますよ、がんばりましょう。

【おまけ:ブランドとは…セミナーでのお話をまとめるとこんな感じでしょうか】